「すぅ、すぅ」
……ん? あれ? 誰か居る?
僕が自分の部屋に向かう前に、ネ〇レのボトルコーヒーを注ぎにリビングへと向かえば人の寝息がソファーから聞こえるので。僕は自分の首を傾げつつソファーへと向かう。
王允先生でも部屋にいるのかな? もしかして彼女だけ何太后さま御一行についていかず、僕の勉強を見るために居残ったのかな?
まあ、僕は自分の脳裏でこんなことを思案しながらソファーへと向かう。それも最初は何も考えず向かっていた僕だけれど、ソファーへと身体が近づく度に、思春期の少年らしい悪戯心が湧いてきだしたのだ。
そう、部屋には僕と王允先生の二人だから、ソファーの上で良い子で御寝ん寝している御妃さまへと飛びかかり、あの大きくて弾力ある、何姉妹とはまた違う美味で柔らかいオ〇パイをワシワシとして堪能して、そのまま押し倒し、種付けをしてしまおうかな? と変態心が湧いてきた。
だから僕は「いっ、ひひひ」といやらしく笑いながら御妃さまの一人が昼寝をしているソファーへと向かう。
◇◇◇
《モミモミ》
「……ん? えっ? うぎゃぁ、あああっ! な、何をする! 何をするのじゃ、貴様わ~~~! よ、余の胸をワシワシ握りおって~! うわぁっ! 抱き付くな~! 首に接吻をするなぁ~! 今直ぐ余から離れろ~! この狼藉者が~! この罰当たりが~!」
う~ん、どうやら僕の許にまたラブコメの女神さま、精霊さま、お化けさまがまた来客されたようだよ。
だって僕が自分の御妃さまだと思って、瞼を閉じソファーへとダイブすると、背後から無我夢中で抱き付き、チュチュしながら「はぁ、はぁ」と息荒くオッパイをモミモミすれば。
……ん? あれ? いつもの柔らかくパフパフ、モミモミ応えのあるオッパイじゃない? と思う訳だよ。僕がモミモミしたオ〇パイは、家の御妃さま達が誰一人と持っていない、貴重なチイパイと言う奴だからね。
僕はごく当たり前に、あれ? と思えば。
「うわぁ、あああっ! き、君は誰だよ! 誰なんだー! 勝手に家に入って、君は泥棒か……」
と絶叫交じりで彼女へと告げたところで、僕がチイパイをワシワシした少女の容姿を見て唖然としながら。
「ダークエルフの少女が何故家に……」と呟いてしまう。
「うわぁ~、うわぁ~、ん! 余はした事は多々あるけれど~。自分が産まれて初めて凌辱された~! されたぞ~! 凌辱されるとこんな切ない気持ちなのか~!」
だけどダークエルフの少女は自分の上半身を起こして、小さなパイを両手で隠しつつ、涙目でしくしくしながら僕へと不満を告げてきた。
でッ、告げ終えれば彼女は僕を涙目で鋭く睨みながら。
「貴様は誰だ~! 誰なんだ~!? 余を誰だと思っている~、いる、のだぁ~! 余は漢の丞相董卓仲頴なるぞ~!」