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第72話 討伐! (3)

 それと銅色のビキニアーマーを着衣した朱 儁しゅ しゅんさんもだけれど。王允先生へと一緒で、もう既に僕の思う通りの職種へと変化しているから指示をだすことができないので。僕はがくんと項垂れてしまう。


 それも「あぁ、あああ~」の落胆した声つきだよ。


「……ん? どうした李儒理樹?」


 だから僕の傍で全軍の指揮を太后陛下らしく、重装甲ロングボウ和弓隊──。日本の鎧武者姿でいやらしくない様子でしている何太后さまが首を傾げるけれど。


、何もないから、何も……。あっ、ははは。只少しばかり良い策はないか? と思案していただけだよ。本当にごめんね」


 僕は日本の鎧武者姿であろうとも大変に麗しく首を傾げる何太后さまには少しばかり悪いこと……。他の御姉さま達の裸体変身を見たかったのだよ、と言うことは内緒……。何太后さまへと笑って誤魔化せば。


「何姉さんと皇甫嵩将軍の様子はどうだろう?」


 僕は独り言のように「あっ、ははは」と笑いながら呟くと。


「姉上さまと皇甫嵩か、李儒理樹? えぇ~とのぅ~、二人はのぅ~。先ほどと全く変わらん重装甲騎兵隊のままだが職を変えた方がよいか、李儒理樹?」


 何太后さまは僕の言葉を聞くと直ぐに視線を変え──御二人を見詰めフムフムと観察すれば。御二人の職業は先ほどと全く変化なしと告げれば。僕が大変に歓喜すること、魔法シャラ、ラララ~♪ 変身を何姉さんと皇甫嵩将軍にさせようか? と提案をくれた。



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