「……ん? ああ、朕は幼い頃から、まだ姉上さまが兄上さまだった頃に、花よ、蝶よと大事にして育ててもらった御恩がある。だから前王にも姉上さまのことはお願いしして、近衛隊の隊長にしてもらった。だから今度は今の朕の主ある
僕が怪訝な表情で何太后さまへとワンワンと吠え、唸り尋ねてもこの通りで、僕の異世界冒険譚はあっさりとハーレム仕様の姉妹丼と化してしまったよ。
だから僕の口からえぇ~、うそ~? と不満を漏らそうとすれば。
「婿殿、妹の言う通りでござる。だから今後、
何進将軍は時代劇みたいな硬い台詞で、エルフ笑みをくれながら嘆願してきた。
でも僕は学生だからそんな甲斐性はないよ。無理だよ。だから何姉さん諦めてと彼女へと告げようとすれば。
何姉さんの妖艶で麗しい姿……。彼女が着衣している聖〇士〇矢のゴールドクロスのようなビキニアーマーから見えるボン! したオ〇パイとキュと締まっている腰──。そして齧りつきたいようなボン! とした安産型のお尻ちゃんを見れば。思春期の僕の喉はゴクリと鳴るから。
「あっ、はい。わかりました……。何姉さん、こちらこそよろしくおねがいします」
大変に意志の弱い僕はあっさりとハーレム王を生活を了承していますのだった。
◇◇◇