「……では何太后様の今の立場は
元ゲームプレイヤーの主でイベントリ放置をした僕へと怪訝な表情で、嫌味や不満ばかりを言っていた王允先生なのだが。柔らかく穏やかな顔へと変わると何太后さまへと僕との仲を尋ねた。
「うん、そうじゃ~。王允の尋ねる通りで、
「そうなのですか?」
「うむ、そうなのじゃ」
「そう、そう、そうなのですよ。王允先生!」
僕が何太后さまに続いて彼女へとどうだ! 凄いだろ! 男らしいだろ! とドヤ顔で自画自賛すれば。
「ついでに
僕のチイパイとは違い、ド~ン! ボ~ン! ボヨ~ン! としたオ〇パイを天空へとツン! と向け──空威張りしながら王允先生へと告げるから。
「はっ、はぁ~」
王允先生は中華式の正式な、高官らしい、自分の両手を使い一礼しながら納得し。
「何太后様と理君、
僕達二人へと真剣に、冗談なく告げると。
「皆~、いきますよ~。
王允先生が召喚したウィザード仕様の埴輪仕様のおもちゃの兵隊達へと戦女神さまのよう旗ではなく、魔法杖を天空へと掲げ、急ぎ足で戦場へと走り始める。
「ピィ~~~!」
「キャ~~~!」
「ピイピイ」
埴輪仕様のおもちゃの兵隊達は個性無く、どれも同じ甲高い声音で叫びながら、先頭をいく王允先生の背を追い駆けるから。僕も彼女達の背を見ながら、両足で走らずに僕のように
だって~~~! 僕は~~~! 何太后さまと
でも何進姉さんを骸にしたのは十常侍だから、彼等? 彼女達なのかは? 僕自身もわからないけれど。十常侍の人達に責任をとってもらうべきであり。それが道理なので。
「
僕は何太后さまへと自分の目を細め、ガル、ルルルと重圧ある言葉で唸りながら尋ねた。