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第61話 新たな御姉様達追加です! (2)

 前世の僕が吐く絶叫を聞きつつ、「えっ、へへへ」、「あっ、ははは~」と気持ち悪い笑みまで浮かべながら嬉しそうに、スキル鋒矢の陣による鉄騎馬隊の突撃を繰り返し楽しんでいた何太后さまだから。僕の呼びかけで自分の隊の攻撃が中断してしまったから不快感を募らせた顔と声音で言葉を返してきた。


 だから僕はヒッ! 何太后さまお許しよ~! となることはないから。「はぁ~」と唸りながら、我が家の駄女神さまを睨むと。


「ヒッ! ごめんなさい、陛下~、おゆるしよ~」と逆に謝罪をしてきたので、まあ、いいか、ゆるしてやるか……。でも後で生尻叩きの刑にしてやるからなと思い、決意をすれば。


~! 洛陽の城壁の上からお前のことを呼んでいるよ~。一体、あれは誰~?」


 僕は三國志オンライン戦記の中で使用したキャラクターしかわからないので、この世界の何太后女神さまへと城壁の上を指差しながら尋ねた。





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