「えぇ~!」
「嘘~?」
「マジで~!?」
「本当にですかぁ、何太后さま~!?」
何進将軍と皇甫嵩将軍は驚愕しながら本当に僕なのか? と大変に失礼なことを、声を大にして叫びながら問うから。
僕は自身の頬をプ~と膨らませてしまう。
「本当じゃよ~、二人共~~~! この娘は~、倭の国で転生した李儒なのじゃよ~~~! だから幼児体形なのじゃよ~~~! そして今~、姉上さまと~、皇甫嵩が戦っている魔物は~~~。転生後の
辺りの雑音……。
そう前世の僕のガオガオ! と吠える、唸る声や埴輪仕様のおもちゃの兵隊達の甲高い声年での「ピィ!」、「キャ!」が完全に喧騒化して煩いから何太后さまは御二人へと声を大にして説明をした。
「ああ、なるほど」
「そうなのですね」
御二人は何太后さまの簡単な説明を聞き、直ぐに納得したみたいだから凄いな、ではなく……。僕達の目線の先に聳える巨大で強固な城壁……。その向こう側にある洛陽の宮殿には、三国志でも屈指な沢山の戦姫達が沸き、自分自身の意思を持ち、行動をしているのだろうなぁ~。
僕は御二人……。何進姉さんと皇甫嵩の様子を見ながら感嘆する。
◇◇◇
(25)