やはり姉妹なのかな? やたらと語尾を色っぽく伸ばす何進大将軍……。我が家の駄女神さまのお姉さまが僕達二人へと早く戦闘に参加するようにと諫めてきた。
「はい」
「はぁ~い、姉上さま~。申し訳ございません~」
僕と何太后さまはお互いが𠮟咤激励する行為を辞め、何進大将軍へと返事をした。
「何太后さまー!」
「……ん? 何ですか、皇甫嵩~?」
僕と何太后さまが埴輪仕様のおもちゃの兵隊任せの戦闘ではなく、自分達での指示で戦闘に加わろうとすれば皇甫嵩将軍が尋ねてきたから。何太后さまが首を傾げながら言葉を返すと。
「そこの可愛いツインテールのダークエルフの少女は誰なのですか?」
皇甫嵩将軍は僕が誰なのか? と何太后さまへと尋ねた。
「ああ、皇甫嵩……。朕の主さまは董卓のところの
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