「
僕はまだビッチ、セフレ女神を両親にも紹介していなし、結婚式も上げてはいないけれど。やはりこいつは、いつ浮気をするか解らない、爆弾女とは容姿が好くても結婚をしないと決め、告げるのだった。
「えぇ~~~!」
僕の言葉を聞き──ビッチ、セフレ女は顔色を変え驚嘆した。
「えぇ~、じゃないぞ!
「陛下~。あなたさまが~。朕のストーカーになり、首を絞め、城壁の物見櫓から落とし殺害をした理由は先ほど正直に朕は陛下に告げたはずです~。だからそんな情け容赦……。慈悲のない言葉を朕に言わないでください。陛下~。エンエン……」
ビッチ、セフレ女は本当に泣いているのか? 嘘泣きなのか? まあ、僕自身には解らないけれど。
あの阿保は埴輪仕様のお馬ちゃんの馬上で器用に膝をつき、中華風の両腕を合わす中腰姿勢で、僕のことを王さまだと機嫌をとりながら過去の過ち……。
まあ、要するに自分の身を守るためと
でッ、そのことを悟った僕が嫉妬に狂い、ストーカーへと変貌して最後には何太后さま親子を躯にして、二人の魂を自分の愛と嫉妬……。憎悪で束縛したと言う訳のようだけれど。
それでも僕は言い方があると思う? 何太后さまが前世の僕のことをストーカー呼ぶのは気に入らない。実際前世の僕があんな異形……。ボスモンスターへと変貌してしまったのは何太后さまの愛情が本当だったと言うことだから。
僕がプンプンと可愛く頬を膨らませ、そっぽを向き──。
そんな不機嫌極まりない僕へと何太后さまが何度も謝罪をしていると。
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