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第52話 御姉様達登場しました! (1)

「お~~~い! わたくしの超可愛い妹よ~~~! 何ですか~~~!?」

「何太后~、陛下~! どうされたのですか~~~!?」


 僕が自分の埴輪仕様のおもちゃの兵隊達へと。


「スキル! 騎馬隊に変化ー! そして魚鱗の陣を発動!」と叫び──!


 前世の悪しき、○ースベイダー卿のような僕へと自爆覚悟の体当たりを決意すれば。洛陽の城壁から気が抜けた声音と凛々しい声音での何太后我が家の駄女神さまを呼ぶ声が聞こえるから。


「えっ!」

「何?」


 何太后さまと僕は夫婦仲良く、驚嘆しながら声が聞こえた方へと視線を変え、ダークエルフとなり、人の時よりも目が良くなった気がする自分の瞳で見詰め、確認をすれば。洛陽の城壁の上で手を振る人の姿が二人見えたから、僕は誰だろう? と思うことはないか?


 女性一人は「お~~~い! 超可愛い妹~~~、どうした~~~? どうしたのだ~~~!? 姉のわたくし~~~! この漢の何進大将軍に~~~! 何を嘆願したいのだ~~~!?」と叫んでいるから。我が家の駄女神さまのお姉さまで間違えないと思う。


 でももう一人の「何太后陛下~~~、何の御用ですか~~~!?」と、この場の雰囲気……。


 僕と何太后さまの様子を見れば、何のようか? は尋ねなくてもわかると思う?


 なのに、二人揃ってダメダメ精霊さまのようで、大袈裟なぐらい何度も家の駄女神さまへと尋ねるから。

 僕がのゲームのプレイ中に使用した強力なキャラを呼んでみようかな? と思えば。


「助けてぇ~~~! 助けてぇ~~~! 姉上さま~~~! 皇甫嵩~~~! 朕と李儒理樹のことを助けてぇ~~~! おねがいで~~~、ございます~~~! 姉上さま~~~! 皇甫嵩~~~!」


 何太后我が家の駄女神さまが御二人へと何度も嘆願をした。


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