「じゃろぅ、
何太后さまは後ろを振り向き、僕の顔を見ながら、自分の言葉に嘘偽りはないだろう? と尋ねてきた。
「うん」
僕は何太后さまの問いかけに対して頷き。その後はこの通りで、僕と我が家の駄女神さまは、前世の僕との魔力、体力勝負の消耗戦を埴輪仕様のおもちゃの兵隊達と続けている。
だから僕と我が家の駄女神さまの魔力と体力の消耗も激しく。二人は「はぁ、はぁ」と肩で息を始めだしたので。僕は
「
「うん」とアイツが頷けば。
「洛陽の城の中に~。誰か~、他に武将はいないの~?」と尋ね。
「もしもいるようならば、誰でもいいから呼んでよ~!」と嘆願して。
「誰もいないならば女神の力で誰でもいいから呼んでよ~、お願いだ~! 僕達二人であいつを倒すのに火力が足りないから~。いくら何度も手足魔法や鉄騎馬突撃で破壊しようと、自己再生で復活するから。僕達二人の方が奴よりも~、魔力、武力が尽きるのが早いから~、頼むよ~、
僕と駄女神さまへと嘆願をした。
「う~ん、誰かいればいいのじゃが……」
僕が我が家の駄女神さまへと嘆願をすれば直ぐに考える人となり、呻り始めるけれど。アイツは洛陽城内に誰がいるかわからないとふざけたことを僕に告げてくるから。
だめだ、こりゃ~と僕は、何太后さまの可愛く呻り、考える人になっている様子を見て、苦笑浮かべジェスチャーしながら思う。
◇◇◇
(21)