彼は僕の指揮の下──攻撃を受け更に憤慨だけしたみたいだら。
僕は「あれ?」と首を傾げる。
「李儒理樹~、そんな魔族性の攻撃をそなたの前世にしても奴自身が魔族性で、お主の攻撃に対して耐性があるから効果がない~。だから別の攻撃をするのじゃ~、李儒理樹~!」
僕が首を傾げ困惑しながら「う~、う~ん」と唸っていると家の駄女神さま……ではなく。ちゃんと僕達二人のパーティーリーダーらしく何太后さまが僕がすっかり忘れていた属性攻撃、耐性のことを思い出させてくれた。
「あっ! そうだった! ありがとう何か~!」
僕は声を大にして駄女神さまへとお礼を告げると。
「はぁ~! スキル【混乱】~! 発動~!」
そう僕は、三國志や織田信長系のSGLやRPGゲームなどで、軍・師・キ・ャ・ラ・達がよく敵に使用する【混乱】のスキルを前世の僕へと発動する。