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第34話 こんな娘達で? (3)

 その後僕は家の何太后駄女神さまへと荒々しい声音で尋ねた。


「……ん? 李儒理樹は何をイライラしているのかは、朕もわからぬが。ゲーム内では倒せているから大丈夫じゃろぅ~? チュチュ」


 でも僕の背後のひとは駄女神さまだから、何も思案しないで安易に言葉を返してきた。


 だから僕はまた駄女神さまに対して呆れてしまう。




「……何太后さま~! それは一キャラではなく、二キャラ、三キャラ、四キャラ、五キャラ……。それ以上でパーティーを組んで戦をするから、敵の兵達を倒せる訳で……。それにゲーム内ではまだ、ボスモンスターの実装……。アップデートまだのはずなのに、何で僕の中の悪しき心が凶悪なボスモンスター化するんだよ~」


 僕はまた凝りもしないで駄女神さまへと説明し、最後は嘆く。


 でもゲームと戦闘シーンが一緒ならば、僕達二人がパーティーを組めば言い訳だから。


ー! お前もいつまでも僕の身体で遊んでいないで手伝えー! じゃないと離婚だー! わかったなー!?」


 僕は自分の背から本当に凝りもしないで甘える我が家の駄女神さまにと言う脅し文句を使い、脅迫して、主に従えと告げたのだった。




 ◇◇◇



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