まあ、止め続けているから本当に疲れた、面倒だな……。早く僕の夢の中? アプリゲームの中? から覚め、抜けでてベッドの上で安眠……。熟睡をしたいよな~~~! と思う。
「うごぉ、おおおおおおおおおっ!」、
「うがぁあああああああああっ!」
僕がこの手の異世界冒険譚のお約束事のように自分の集中力を切らして愚痴や嘆き……。
そして周りの世界……。僕の瞳に映る世界観を注意深く見てフムフムと観察するから。
悪代官の李儒のやつがやっと声を……。それも怒声? 罵声? まあ、咆哮かな!?
まあ、こいつが吠えると自分の首に回っている僕の二の腕を強引に解き、離し、突き飛ばし、李儒は城壁から落下──!
そして李儒は地面に立つと──。あいつの黒い身体はスター〇ォーズの〇ースベーダ―卿のような甲冑姿へと変貌しながら巨大化していった。
だから僕は悪者李儒の容姿を下から見上げながら。
「何だぁああああああっ、こいつはぁああああああっ!?」と驚嘆した。
◇◇◇
(5)