「暑い……暑いよ……」
さすが砂漠日を遮るものは何も無く、日光がちりちりと身体を焼こうとするばかりに照ってくる。
「うんうん、暑いねぇ~」
なんかそういう割にキョウちゃん余裕というか暑さを感じてくない?
「そうだなァ、少しばかりあちィなァ?」
レイジも大丈夫そうだ。
「まって? なんか私だけ2人との感覚おかしくない? なんで2人ともそんなに平然としているの?」
そう声を出すと2人ともキョトンとしている。
「あー、うんうん、ノゾミちゃんはその純粋な気持ちを忘れなでプレイング……して~?」
「わけがわかんねェ、初歩の初歩のことなのにわかんねlェのか、それなのにあの戦闘力……全く訳がわかんねェぜ、お前」
あれ?私貶されてる?
「2人ともなにか隠してるでしょ」
私がジト目で順々に見るとキョウちゃんは目を逸らし、レイジはまっすぐ目を見てきた。
「ほら、レイジ? 教えて?」
私は味をしめた上目遣いでレイジを見る。
「おィ、ふざけるのは一旦やめだ、囲まれた」
レイジの言葉が言い終わる前にトカゲことバジリスクの大群が私たちを取り囲んだ。
「もぉ~、もうちょっとで街に着くっていうのに~」
「ひーふーみー……9体か、1人3体でいいなァ?」
「しょうがない……終わったらちゃんと教えてよね!」
私たちの初めてのパーティー戦が始まる。