昨晩は1部変なことはあったが、それ以降は快適に過ごす事ができ、また初日の夜だと言うのにリラックスし寝付くことが出来た。
それもこれも一緒に来てくれたキョウちゃんのおかげだ。
昨晩も一緒のお布団で手を繋いで寝てくれた。
……そういえばなんで一緒に来てくれたんだろう?昨日ははぐらかされたし、何度も聞くのもなぁ、きっとそのうち話してくれる……よね?
「さってとぉ~? ノゾミちゃん今日はなに……やる?」
当の本人は何も気にせず笑顔で私を迎えてくれる、そして今日かぁ、なにしようかなー?
昨日がある意味充実した1日、忘れられない濃厚な1日になっちゃったからなー?
「うーん、キョウちゃんはなにかしたいことない? 昨日は私に付き合ってくれたでしょ?」
「ん~? 遠慮なんてしないでいいのに~……まぁあえて言うとしたら今のうちにある程度の装備一式を揃えること……かな?」
あー、そうかこの世界ではそういう事も考えなきゃいけないのか。
「うん、そうしよう幸い今手元にお金もあるしね!」
「うんうん~、それに今はまだノゾミちゃんの記録が抜かれてないから収益もまだ入ってくるしね~、とりあえず初心者装備から卒業しよう~」