97. Story.8 ~【年下彼女】~②
あたしはスマホで調べることにする。これは体質だと思うし……特訓とかで治るものじゃないと思うけどなぁ……。とりあえず理由や原因を調べて見るか。
すると……一番多かったのは『性欲が強い』。そっそんなことないもん!あたしは普通だもん!次に多かったのは『相性』。うん。これだ。あたしは結愛先パイと相性がいいんだ。間違いない。
そして週末。あたしは結愛先パイに調べた事を話す。何とか特訓を回避しなきゃ。あの悪い顔はきっとあたしの想像を越えていることしそうだったしね。
「ということで。『相性』です。だから特訓なんて必要ないんです!分かりましたか結愛先パイ!」
「ふーん。あなたの言い訳はわかったわ。だったら尚更よね?」
「何がですか……?」
「私じゃないとダメなんでしょ?それなら色々なものを使ってもイクわけないわよね?」
「うぅ……それは違うんじゃ……」
そう言われると何も言えない……。でも、本当に必要ないんだってば!そんな中でも結愛先パイの身体を見てしまう。すると結愛先パイはあたしの横に座る。それだけでドキドキしてしまう。
「凛花。顔が赤いわよ?どうしたのかしら?」
「え!?いや、別に……」
「それにさっきからずっと私の身体を見てるみたいだけど……何か気になることがあるのかしら?」
バレてる!?確かに見てたけど……。あたしは目を逸らす。その瞬間に結愛先パイに押し倒された。そして服を脱ぎ始める。ちょっちょっと待ってください!!まだ心の準備が……。
「ほら。抵抗しないの。あなたの特訓なんだから?」
「ちょ……結愛先パイ……あぁ…」
服の上からあたしの胸を……。それだけで声が出てしまう。もう頭がおかしくなりそうだ。結愛先パイはそのまま手をスカートの中に入れてくる。
「あら?下着濡れちゃったわね。こんなんじゃ特訓にならないじゃない?」
「だっ……だって……。」
「まあいいわ。とりあえず脱いでちょうだい。あなたも楽になりたいでしょう?」
あたしはそれに抵抗することが出来ずにそのまま脱がされる。そして結愛先パイは少し微笑みながら色々持ってくる。どんだけ買ってるんだ結愛先パイは。そしてローションを取り出す。ヌルッとした液体を手に取り、それをあたしの身体に塗り始める。
ヌルヌルして変な感じ……。結愛先パイはその状態であたしに直接触れ始める。あたしは必死に耐えようとするけど無理だ。すぐにイってしまう。ビクビクしている間にまた塗られていく。
「ちょっと。特訓にならないじゃない?本当に凛花は敏感ねぇ。気持ちよかったかしら?」
「だっ……だって……」
あたしは反論することが出来ない。だって事実だし……。それでも耐えないと……。
「ねぇ凛花?これ試すわね?一応小さめのやつだから。」
「えっ……?」
「大丈夫。ローションも塗ったし、あなたはすごく濡れてるし。痛かったら言うのよ?」
「ダメですってば!それは!」
「ダメ。凛花の特訓なんだから。とりあえずイク寸前に止めるから」
「そんな……酷いですよぉ……」
「10回くらいでいいかしらね?」
「じゅっ……!?」
10回って……そんなの絶対無理……。そして結愛先パイはそれをあたしに……。
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そのままあたしは何も考えられなくなり身体が震えてしまった。頭の中が真っ白になる。苦しい。でも最後は結愛先パイもきちんとしてくれて、そして遂に限界を迎えた。意識が飛びそうになるくらい気持ちよくて……。そのまま全身の力がぬけてしまっていた。
「どうかしら?少しは特訓できた?毎回頑張りましょうね凛花?」
「無理……もうヤダ……結愛先パイ」
あたしは泣きそうな声で訴える。すると結愛先パイは妖艶な笑みを浮かべながら言った。
「ダーメ。ちゃんと我慢できるまではやるわよ。この次する時は5分くらい我慢してみましょうか?」
「うぅ……」
そう言って結愛先パイはというと満足そうに微笑んでいた。本当に小悪魔だよこの人……。