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1章・人物・用語紹介

※この人物・用語紹介は必読ではないですが、小ネタとか解説とかしています。

もちろん本編の方でも解説しますが、こちらの方で用語の解説や世界観について話したりするので、本編で出てくるより早めに情報が欲しい方は是非読んでみてください。


興味がない方はスルーで大丈夫です。


(一番下に第二章の予告があります)





人物


「シャルロット」 女性 年齢は二十代後半 身長167cm


容姿 外見は黒髪ボブカットに真紅の瞳。顔は美形だけど胸は大きくない。白いシャツの上に茶色いレザーアーマーで上に灰色のローブを纏っている。そして灰色の短パンと両足に黒色のニーソを履いている。

持物 杖 ブラシ 時計

性格 普段は明るく時には自信家な一面を見せることがあり、カルから呆れられてる。だがいざという時は落ち着いて物事を対応し戦闘でもその性格が有利に働く。魔力量がない代わりに技術で補っているので作中世界ではその戦法は割と嫌われ気味(相手が明確に嫌がる攻撃をしてくるため)。お風呂を儀式だと思っているのでどうしてもお風呂付の宿に泊まりたがる。

異名 無名の魔女


授与 ??の魔女 ドラゴンの体色は海棠色と赤色


作者メモ 基本はおバカを演じていますがカルの前だからです。カルがいなくなると彼女から『明るさ』が徐々に無くなっていきます。


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「カル」 男性 年齢は十代 身長134cm


容姿 ブロンド色の毛先に癖がある短髪に黒目(中心が薄赤色)の不愛想なキャラ。笑ったら最高に可愛い。服装は白いシャツに灰色のサスペンダー付きのパンツ。

持物 数冊の本 杖 首にかけているメーター

性格 冷静で可愛げがなくさっぱりと性格と思いきや子供らしい部分が残っている少年で、過去の出来事から明るく生きれないが前を向こうと不器用に努力をしている。シャルロットがいなければ精神が壊れていた。

呼称 赫病者


作者メモ 底力だけは作中最強です。


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「ジェパード」 男性 年齢は二十代後半 身長172cm


容姿 金の短髪に碧眼、整った顔立ちからは優等生感が滲み出る騎士。いつも銀色の鎧を装備し業務をこなす。

持物 ネックレス 剣 手帳

性格 燃え立つような正義感を体現した男で、表面的にはクールだが内にあるのはとてつもない善の心である。他人の為なら自身の犠牲を厭わないような性格で、騎士団の中でも信頼がある。

趣味 街を守る一方、『大自然が好き』という一面もある。休日一人で森にピクニックし紅茶を池の前で飲んだり魚を釣ったりするのが趣味。加え、過去に一度だけ長い白髪を揺らす少女と出会った事があり、彼女に貰ったどんぐりは妹にあげている。曰く、どんぐりをあげてから妹が元気になったと言う。


作者メモ ピクニックが趣味でお弁当を持参してくれるので、友達に丁度いいと思います。


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「ラディーナ」 女性 年齢は二十代前半 身長169cm


容姿 ジェパードの妹。金髪ロングにぱっちりとした碧眼の美女で宿の看板娘である。白いエプロンにレザーの上着が普段着だが、勤務中は制服に身を包み眼鏡をして真面目にしている。

持物 ネックレス どんぐり 料理本

性格 店の常連からそれなりの人気があるものの、当人が恋愛に向いている性格ではない。だが兄だけは信じている。基本誰にでも心を許していないので淡泊な対応をするが、親近感や兄のような見た目をした人物だとちょっとだけ心を許してしまい、そのためならなんでもするちょろい部分がある。ちなみにジェパードとお揃いのネックレスを首にかけ、中にはお互いのツーショットが入っている。


作者メモ ちょっと重い女。でもそれが作中ではいい方向へいきカルを守ってくれました。ありがとう。


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「ガーデル」 男性 年齢は六十代 身長172cm


容姿 笑うと皺が寄る白い髭の老人で、緑色のセーターを良く着ている。

持物 お菓子作り秘伝の本 暖かい毛布 若かりし頃の写真

性格 温厚で子供から人気がある元気なおじいちゃん。だがその過去は想像できない。自分の中に哲学があり子供にたまにお節介を働くがたいてい忘れられる。彼のその哲学が一体どういった経緯で備わったものなのかは不明。


作者メモ 威厳のあるおじいちゃんと見せかけてシャルロットへの湿度が異様に高いです。


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「ハーブクレイア」 男性 年齢は三十代 身長179cm


容姿 黒髪に細い瞳をした背が高い男性で、白を基調とした上着に灰色のシャツを着こみ、体の所々には緊密な鉄のアクセサリーが揺れている。

持物 聖書 聖書(布教用) アクセサリー

性格 勤勉に生き平等に奪われた人生の先で手にした答えは虚無そのものである――。彼は信奉者でありながら救済をもたらす司教であり、聖都ラディクラムの価値観を第一に生きる。静を好み、時折差し込まれる不穏分子をも愛し、全ては幸せのためにあると自らに言い聞かせる。口癖は「”グッドクエスチョン”」

称号 第十の司教『救済』ハーブクレイア 聖書は『第二章』 

聖装 『救切リリーフ』体を魔力に保管させ人体錬成を行い、高速治癒を可能としている。聖装中はどれだけ攻撃を喰らっても死ぬことはない。カルの魔物因子が含まれた攻撃により聖装の術式が破損し、飛ばされた先で魔物に襲われたりした結果、ちょっと危なかった。ギリギリで駆け付けた第三司教によって救出される。


作者メモ 多分私生活では普通に良い人です。仕事熱心なだけで。


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「シリウス」 男性 年齢は三十代前半 身長174cm


容姿 薄いかきあげた青髪に鋭い目元が特徴の色白男。好んで黒のスーツを着るくらい、身なりにはこだわっている。

持物 短剣 クシ サングラス

性格 ねっとりとした喋り方が特徴の狡猾な男性で、他人の組織の人物を騙し騙して頭脳を自らと挿げ替えた筋金入りの目立ちたがり。だが頂点に立った瞬間に騙す相手がいなくなり、組織運営の頭脳はないため徐々に落ち目となってしまう。作中の段階では構成員から信頼がなくなり始めており、それを察した本人が焦って功績をあげようと目を付けたのがカシーアの地下資源だった。幼馴染の少女の結婚式の三日前、ギャングに殺されたという過去がある。


作者メモ このひとたぶん更生しないんだろうな。頭はいいから大成できればいいね。


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「カローラ」 女性 年齢は二十代前半 身長173cm


容姿 短い茶髪に谷間が見える服、の上には獣の皮で作られた上着を羽織り、首に骨の首飾りをかけている女性。

持物 骨の首飾り メンバー名簿 酒

性格 作中では皮肉屋な性格を出し後方支援に徹していたが、彼女の本領は近接戦闘。性格は冷静で毒舌家、部下からは慕われておりそれなりの信用がある若いボス。北の大国アレの貧困層が集う地下街で生まれ父親に暴力を受けて育つ。母は父の暴力に耐えかね死亡し、彼女がつけている骨の首飾りは母の骨である。父をその手で殺したのは十二歳の朝だったが、最後に父から「俺と同じ人殺しだな」と言われたことで精神的に不安定な状態になる。地下街で同じ境遇の人を無暗に助け、邪魔者は殺すことを繰り返し、その後に続いて助けられた少女や少年たちが彼女の元へ集結し、彼女は若くして組織のボスになった。

地下街をでたとき、彼女は外の静かな空気や暖かな日差しを素直に感じられないほど疲弊しており、その疲れはカシーアで負かされるまでずっと健在であった。


作者メモ 色々あって歪んじゃったひとなので、おばあちゃんパワーで更生できたと思います。おばあちゃんは偉大です(おばあちゃんっ子)


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・用語


「魔力」

大気に漂う謎のエネルギー。魔物を生み出し地形を変化させる『超常』の塊で、魔物の因子や亜人、ドラゴンやゴブリン等の人間からかけ離れた血筋の種族も、起源には魔力が関わっているとされている。


「魔術」

魔力を絵の術式に流し込んだり詠唱にて変異させること。思い浮かべることで使用することも可能。


「杖・魔術礼装」

魔術における魔力効率をアップさせるアイテム。

杖はもっともポピュラーな補助アイテムで、シャルロットは使わなくても魔術が使用できるが、魔力が切れそうな時や正確性が必要な場合のみ、杖を使う。ちなみにシャルロットが普段使わない理由の一つに、杖の挙動から技を先読みされた経験があるため。


魔術礼装は人によって最適な形をした独自の効率武装。それなりの魔術師なら己の欠点を補うために一つもっているが、シャルロットは三つほど術式を構築し所持している。


両腕に纏わせ爪による攻撃も可能な「黒爪エトワールジュメル

両足に履き足技を強化する「黒肢ヴィテス」が現状判明しているシャルロットの魔術礼装。


「四大魔女・魔女」

魔術の極みに至る存在。不老不死とされ、望んだ願いを『歪んだ魔術』にして叶える。


「黒魔術」

魔女の願いによって生まれた魔術で、術式などを覗いても解明できないことから『影のかかった術式』『闇に包まれた財宝』と言われ、いずれ黒魔術と名付けられた。黒魔術は全て『魔女の願い』に関連している。


「魔女の卵」

現状一切が不明だが、シャルロットがこれに該当するという。シャルロットが『魔女』でない・・のに黒魔術を扱える直接的な理由なのかも...?


「輝かしき魔術の旅よ」

さよならアプエラ、輝かしき魔術の旅よ。

この最後の一文が有名になった小説で、著者は「シラトル・ヴァルジャ」。彼女の半生を元にした実話と言われており、彼女は二人の仲間との別れと「なり損ないのシラトル」と自重する弱い自分に向き合う物語。





予告


起点を超えた二人の旅人は新たな街へ向かった。

二人は過去を振り返らず、仲間を受け入れる。

二人は互いを信じ合い、共に巨悪を狙う。

二人は同じ景色を見る、――舞踏会。


新たな村、街、国で二人を待ち構える

様々な困難や司教と出会いながらも、


彼女シャルロット』と『少年カル』と『彼』は、


まだ依然としてである。








第2章 「――無味な風景と生き方」オリアナ編





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