「え~と、今回は私達奴隷、使い魔、眷属の三人であらすじ&次回予告をやりたいと思います」
〈アリシア以外は人と数えて良いのか疑問ですね?〉
「ゴブッ!」
「まっ、まぁ、その辺は置いておきましょう」
〈そうですね。まずは私から話しましょう〉
「お願いします」
「ゴブ」
〈女神様との邂逅の後アースガルドへ転生したマスター。
しかし、転生先はまさかのゴブリン、しかもその中でも最弱のミニゴブリンでした。慌てていると元チュートリアルの私の声。そこで自分の寿命が一ヶ月しか無い事を知らされます〉
「───な、なかなか最初から投げ出したくなる位のハードモードですね」
〈しかし、その状況に女神様から目覚めの輝石というアイテムを貰い、チュートリアルを使い魔にして生き抜く決意をするマスター〉
「やっぱり、女神様は優しい方なんですね」
〈まぁ、実際はマスターの事を爆笑しつつ、死んだら面白くないからとアイテムを渡しただけのようですが〉
「あっ、……そう……ですか」
〈まぁさておき、同じミニゴブリンのゴブゑを眷属として仲間にし、奴隷商に捕まり奴隷になった所を、更にゴブリンに拐われたアリシアを助け出し、本人の希望もあり奴隷にして仲間に加えたマスター〉
「……フフッ、……私って……本当についてないですね……」
〈でも、マスターとは会えましたよ?〉
「そ、そうですね! それに関しては、自分の運を全て使ったのではと───」
〈アリシア。続きはアリシアがお願いします〉
「えっ? あっはい、分かりました。
え~と、私を仲間に加えたご主人様は、順調にゴブリンの数を減らし、ホブゴブリン討伐に備えていましたが、商人の馬車とゴブリンが、このままでは鉢合わせしてしまうというヘルさんの言葉を聞き、急いでゴブリンを倒しに行きます。
そこに居たソルジャーを危なげ無く倒すも、そこでホブゴブリンの襲撃に遭い、まさかの戦闘に、それでも全員の力を合わせ何とか撃退しました」
〈あの戦闘は勝てた事が奇跡に近かったですね〉
「はい、もし負けていれば今頃私はどうなっていたか」
「ゴブ~!! ゴブ」←頭を撫でる
「ありがとうございますアクア」
「ゴブ♪」
「そして拠点に帰る途中、冒険者の二人組に会い、村での協力を取り付ける事に成功。
拠点に着いた所でご主人様とアクアはそれぞれ、ミニゴブリンプリーストとパラライズミニゴブリンに進化し、ご主人様はここから改めて異世界生活を始めようと、決意を新たにしたんですよね」
〈はい、マスターの異世界生活を全員で支えていきましょう〉
「はい!」
「ゴブ!」
〈ここまでが前回までの話ですね〉
「次回からはどうなるんでしょう?」
〈マスター曰く、マヒの力を使い色々蹂躙してヒャッハーすると言っていましたね〉
「それ絶対違うと思いますよ!?」
「ゴブ?」
〈え~、次回〈そうだ、冒険者になろう〉です。お楽しみに〉
「私達もご主人様の為頑張ります!!」
「ゴブ! がん、ば~る!」
・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
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・・
・
あれっ? あらすじ&次回予告でボケが無い……だと!?
『有る意味正しくあらすじ&次回予告でしたね。と言うか、あれが本来のものですよ?』
えっ? この回ってボケまくる為にあるんじゃないの!?
『………………』