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第2話白亜&女神によるあらすじ×嘘予告

「私、士道白亜はどこにでもいる女子高生だった。そんなある日、買い物帰りに居眠り運転のトラックに撥ねられ死んでしまう」


『事実だけ述べるとその通りですが、実際はネトゲを明け方までやって寝坊したうえ、学校サボってエロゲ買いに行った帰りですよね』


 女神うるさい!


「私が目を覚ますとそこは見知らぬ空間だった。そして目の前には──」


『そう、女神である私シルっ』


「私が話してるんだから勝手に入ってくるな!」


『そんな、せめて名前だけでも! 本編では電波美女とか、自称女神とか、駄女神なんて呼ばれて自己紹介出来なかったんですから!』


「大丈夫、使い捨てのキャラじゃ無ければそのうち出てくるでしょ。使い捨てキャラじゃ無ければ」


 私の言葉で女神ノックアウト。膝から崩れ落ち遠い目をしている。


「えーと、そうだ。そしてこの女神から私は異世界転生の権利を貰い、自分好みのチートスキルをゲットして、いざ異世界へって所までだよね」


『はい、そうですね』


「さあ、次の話からはいよいよ異世界。私のチートスキルが異世界を所狭しと蹂躙する」


『えっ!? そんな話じゃないですよ?』


「全ての才能と、誰もが憧れる美貌を持って産まれた、天才美少女白亜ちゃん! 荒廃した世界を救えるのか!」


『いやっ! 美貌どころか貴方が転生するの、タイトルからしてゴブリンですから!?』


「次回、魔法戦記白亜ちゃん〈英雄産まれ落ちる〉乱世渦巻く世の中の希望に私はなる!! お楽しみに」


『本当の事が何一つ無い!?』


〈とまぁ、漫才は置いておいて次回〈どうしてこうなった〉お楽しみに〉


「『あんた誰!?』」


 〈次回になれば解ります〉

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