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016 少年剣士ケンの憂鬱

「久し振りだなケン。お前の再戦、受けて立つ!」

「少年剣士最強の座、新しいワザで奪う!」

「その構え、居合いか」

「さて、どうかな?」

「なら抜かせなければいい!」


どんッ!!


「ソレは、まさか…」

「僕は、最強でなければいけないんだ」

ケンの刀は抜かれず、鵐目しとどめから硝煙が立ち上っていた。

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