が、これがまあ、ひどいのなんの。
王敦、そんな兄を庇おうとする。
宴会の席上にて、こう発言。
「うちの兄貴は赴任先でよくやってるよ。
盧江の民は上から下まで、
兄貴を讃えているからな!」
ちなみにこの時、
王敦の部下として、この席上にあった。
王敦の話を聞くと、何充さん、
きっと表情を引き締め、反論。
「私は盧江の人間です。
この耳に届くのは、
公の仰ることとは真逆であります!」
ふがっぐ。
おい何充おめえ、
そう言うこと言っちゃうのかよ。
黙り込む王敦。ちょう怖い。
何充のそばにいた人たち、
王敦の目から逃れるように、
そそくさと離れていく。
が、何充は悠然と構え、
平然と王敦のにらみを
受け止めるのだった。
王含作廬江郡,貪濁狼籍。王敦護其兄,故於眾坐稱:「家兄在郡定佳,廬江人士咸稱之!」時何充為敦主簿,在坐,正色曰:「充即廬江人,所聞異於此!」敦默然。旁人為之反側,充晏然,神意自若。
王含の廬江郡に作さるに、貪濁狼籍たり。王敦は其の兄を護り、故に眾坐にて稱うるらく:「家が兄は郡に在りて佳なるを定め、廬江の人士は咸な之を稱えたり!」と。時に何充は敦が主簿と為り、坐に在れど、色を正して曰く:「充は即ち廬江の人なれど、聞きたる所は此に異ならん!」と。敦は默然とす。旁の人は之が為に側より反りたれど、充は晏然とし、神意は自若たり。
(方正28)
王含
王敦さん周りは「王敦が乱を起こした」から逆算されてる印象しかないので、人物評価「クソでした」については鼻くそほじりながら接するべきだと思っています。
何充