自分のところに
たくさんの果物を抱えるのだが、
それを誰にも分けようとしない。
ので、春先には軒並み腐らせる。
部下が「果物、腐ってますよ」と
指摘すると、捨てるように
命じてきたのだが、
この時、合わせて言った。
「頼むから、
ばれぬようにしてくれよ」
王丞相儉節。帳下甘果盈溢、不散。涉春爛敗。都督白之、公令舍去曰:「慎不可令大郎知。」
王丞相は儉節なり。帳下に甘き果の盈溢せるも散ぜず。春に涉りて爛敗す。都督の之を白すに、公は舍去せしめんと令して曰く「慎んで大郎をして知らしむべからず」と。
(儉嗇7)
囲碁の話とか、王導さま、この長男にだいぶ頭上がんなかったくさいですね。
いい味出してるわー。