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楊脩2  乳を忖度す

ある人からヨーグルトが送られてきた。

曹操そうそうは少しだけ食べると、

蓋の上に「合」と書いて、みんなに見せた。


みんなが「は?」ってなる中、

楊脩ようしゅうの元にヨーグルトが来た。

すると楊脩、ペロッと行く。

ビビるみんな。キョトンとする楊脩。


「や、「合」じゃん?

 上から順に人、ひと、口。

 一口づついいよ、ってことじゃん。

 何でビビってんの?」




人餉魏武一桮酪,魏武噉少許,蓋頭上題「合」字以示眾。眾莫能解。次至楊脩,脩便噉,曰:「公教人噉一口也,復何疑?」


人は魏武に一桮の酪を餉る。魏武は少し許り噉らい、蓋頭が上に「合」字を題し以てしゅうに示す。眾に能く解せる莫し。次に楊脩に至り、脩は便ち噉らわば、曰く:「公の教うるは人の噉らうは一口なりと、復た何をか疑うか?」と。


(捷悟2)




だから口で言え曹操。はじらう乙女か。

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