魏の時代、ふたつの名家を比べて、

こんな感じで経歴対比ができるよね、

ってリストを作った人がいた。

こんな感じ。

　荀淑じゅんしゅく＜＞陳寔ちんしょく

　荀靖じゅんせい＜＞陳諶ちんしん

　荀爽じゅんそう＜＞陳紀ちんき

　荀彧じゅんいく＜＞陳群ちんぐん

　荀顗じゅんぎ＜＞陳泰ちんたい

同じような感じで東晋でもやってみた。

　裴徽はいき＜＞王祥おうしょう

　裴楷はいかい＜＞王衍おうえん

　裴康はいこう＜＞王綏おうすい

　裴綽はいしゃく＜＞王澄おうちょう

　裴瓚はいさん＜＞王敦おうとん

　裴遐はいか＜＞王導おうどう

　裴頠はいき＜＞王戎おうじゅう

　裴邈はいぼう＜＞王玄おうげん

へー。

へーーーーーーー。

正始中，人士比論，以五荀方五陳：荀淑方陳寔，荀靖方陳諶，荀爽方陳紀，荀彧方陳群，荀顗方陳泰。又以八裴方八王：裴徽方王祥，裴楷方王夷甫，裴康方王綏，裴綽方王澄，裴瓚方王敦，裴遐方王導，裴頠方王戎，裴邈方王玄。

正始中、人士を比して論ずるに、五荀を以て五陳を方ぶ。荀淑を陳寔に、荀靖を陳諶に、荀爽を陳紀に、荀彧を陳群に、荀顗を陳泰に。又た八裴を以て八王に方ぶ。裴徽を王祥に、裴楷を王夷甫に、裴康を王綏に、裴綽を王澄に、裴瓚を王敦に、裴遐を王導に、裴頠を王戎に、裴邈を王玄に。

ここは敢えて一切解説を加えません。荀彧・陳群・荀顗・陳泰・王敦・王導・裴頠・王戎あたりがメジャーかなと言う感じでしょうか。敢えて附言すれば世説新語、と言うか古代中国、個人と言うより「家」の代表者としてひとりひとりを見なしたほうが見えやすくなります。