「
三國志の時代から約二百五十年後、
魏の孫ともいうべき国「劉宋」のひと、
そこには三國志から、
劉義慶の時代の少し前までの
有名人たちが織り成したエピソードが
全部で1130個収められています。
(※数えたよ!)
これら全訳し、ご紹介。
それぞれが独立した話ですので、
どこを読んでくださっても大丈夫ですし、
どこを飛ばしてくださっても構いません。
全く他の話の理解に触りはないです。
※後日注:
嘘でした微妙にリンクしてやがります。
典拠主義な中国文学が、そんな
ヌルいスタイル徹底するはずがなかった。
内容について。
題名に名前のある人が出てくる話です。
おおよそ時代順に並べました。
まずは、エピソードの
だいぶフランクにもほどがある現代語訳。
「さっくり読める!」を優先してます。
ついで、原文訓読文を併記します。
「は? この原文で
なんでここまでの話になんの?」
ってキレてください。あいつら、
前提知識こっちに要求しすぎですから。
名前が出てくる人物の初エピソードには
その人物の略歴も併記します。
東晋五胡十六国に差し掛かったら、
「崔浩先生」の人物紹介を転記します。
それでは、古代中国の皆さんのこぼれ話集。
お楽しみください。
原文参照元:世說新語(維基文庫)
https://zh.wikisource.org/wiki/%E4%B8%96%E8%AA%AA%E6%96%B0%E8%AA%9E
日本語訳参考:
明治書院 新釈漢文大系
「世説新語」 目加田誠訳
上 http://www.meijishoin.co.jp/book/b98491.html
中 http://www.meijishoin.co.jp/book/b98492.html
下 http://www.meijishoin.co.jp/book/b98493.html
平凡社 東洋文庫
「世説新語」 井波律子訳
https://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b161896.html
(上掲は一巻、全五巻)
エピソード解釈参照:
「世說新語箋疏」 余嘉錫
https://ctext.org/wiki.pl?if=gb&res=40889