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うまくいかない日々の果てに――13オマケ回

※※※※

 いつも閲覧とリアクションありがとうございます。内容がないよう!だけに、毎日しおりが剥がれていくことを目の当たりにして、号泣しながら執筆しております。


 書けば書くほどしおりが剥がれるなんて、なんてドMな作業!と思いながら書いてる最中に、if物語を思いつきました。ハッキリ言ってくだらない(そしてまたしおりが剥がれる)お話ですが、お暇な方は読んでくれると嬉しいです(・▽・)はじまりはじまり



(題)低レベルな言い争いに佐々木が加わり、低スペックな争いに発展して、主人公が失神する話w


「やっと見つけた。置手紙を残して、出て行くなんて驚いたんだぞ。もう怖いことしないから、やり直そう?」


「笑美さんの元彼さんですか? 残念ですけど、今は僕と付き合っているので、復縁は無理です。諦めてください」


「綾瀬川なに言ってるんだ。松尾の彼氏は俺だ。勝手に彼氏ヅラするな」


「結局どっちが今彼なんだよ。そしてどうして笑美は、イケメンばかりに好かれてるんだ」


「イケメンばかりにって、元彼さんのその顔では、僕らの仲間に入れませんよ」


「松尾の元彼ヤバいな。さりげなく自分をイケメン呼ばわりするなんて、びっくりだ」


「いやいやいや、俺入ったつもりないし。それに俺は笑美と別れたわけじゃないからな。黙って笑美を寄越せ」


「元彼さん嫌われているというのに、お持ち帰りして、笑美さんになにをしようとしてるんですか。ちなみに僕が先に、お持ち帰りするんですよ。(ΦωΦ)フフフ…」


「綾瀬川のその顔、なんか意味深だな。元彼はアレだろ、松尾が別れたことをネタに罵りながら、暴力する気だろ…」


「そんなことはもうしない。そこは優しく問いただす感じで、いろいろするつもりだって」


「ダメですよ。それは笑美さんが僕に対して、おこなう行為なんですから。ちなみに優しさは不要です。激しく叱責してほしい」


「おかしいだろ。お持ち帰りと言えば、アレしかないだろ。どう考えたってアレ一択だろ!」


「おまえたち、なに言ってんだ? 話が全然見えねぇんだけどよ」


「笑美さんに蔑んだ目で見られながら、罵られることを妄想しただけで、あーヤバい!」


「普通にナニをしようとした俺が、一番マトモに見える件」


「違うだろ、笑美と優しく話し合う俺が、一番マトモだって」


「そんなこと言ってるくせに、笑美さんにちゃっかり暴力をふるうんですよね。いろいろするって言ってる時点でお察しです」


「別れているのに、こうして追いかけて来ること自体、ストーカーだろ。松尾の恐怖を考えろ」


「お、俺よりも、そこの外人の方がヤバいだろ。笑美に罵られたいなんて、普通じゃねぇって」


「綾瀬川の見た目が良すぎるだけに、気持ち悪さが倍増するな」


「僕よりも、佐々木さんの方が残念男子ですよね。会社の先輩に、元カノを寝盗られたっていうことの調べがついているんです。絶対に僕よりも下手なんですよ」


「あ~そりゃご愁傷さま。男としてないな」


「いいや、モラハラDVは松尾を傷つけることに繋がる。この中で一番最低なのは元彼のおまえだ!」


「ということで、僕が一番人畜無害決定ですね。笑美さん、一緒に帰りますよ」


「綾瀬川待てコラ! 変態のおまえに松尾は渡さない!」


「今彼だかなんだか知らないが、そこのメガネもダメに決まってるだろ。エッチが下手な男のせいで、笑美が不感症になったらどうするんだ?」


「……もう嫌だ。最低な男たちに翻弄されるなんて、お先真っ暗じゃないの」


「笑美!?」


「松尾っ!」


「笑美さーん、気を失う前に僕を叱って!」


 こうして男たちのバトルは倒れた主人公の取り合いに発展し、終わることがなかった。


(○・ω・)ノ----end-----

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