「一コメ」
「二コメ」
「配信来たー! 待ってたよ!」
「お! この少年、前回リサを助けた新人君じゃん」
「あれ、仮面付けてるね」
「まあ身バレしたくないんだろ」
「お、リサちゃあああん! 剣振ってええぞ!」
「ゴブリン三体来てるよ二人とも!」
「あ」
「え?」
「やば」
「少年の魔法が強すぎる!」
「えぐ」
「何でこんなに魔法が使えるん?」
「ゴブリン三体とも瞬殺じゃんw」
「最強で草」
「めっちゃかっこいい!」
「これにはリサちゃんもびっくりだなw」
「スパチャ《10000円》だよ! 二人とも頑張って!」
「てかこの人名前なんていうんだろ」
「お」
「クロ?」
「クロ!」
「《クロ》って言うんだ、覚えとこ」
「本名教えてよー!」
「この人の事もっと知りたいなー」
「え」
「まじで」
「今日五階層まで行くの!? えぐいわー」
「普通の配信者はここまで進めないよね……」
「結構危ないんじゃね?」
「でもクロと一緒なら、無傷で行けそうw」
「おおお!?」
「何だこの魔法」
「炎の嵐?」
「魔物がどんどんやられてるやんw」
「本当に何者?」
「しかもこれでまだまだ魔力が有り余ってるというw」
「うわ、オーク後ろから来てるよ!?」
「本当だ!」
「クロ氏、土を動かしてない?」
「土魔法も使えるの!?」
「どんだけ魔法の種類あるんだよ!」
「ちゃんとオーク討伐してるw」
「やば」
「これえぐくない?」
「やばい人材だな」
「お」
「まじ?」
「本当に五階層まで来てる!?」
「最強すぎ!」
「やべ、クロ氏のファンになった」
「私も!」