とりあえず３話まで読んでくれ。話はそれからだ。３話で方向がｷﾞｭﾝｯと変わる。

登場人物の姿や情景の描写がとても丁寧で一気に物語の世界に引き込まれました！
ワードチョイスも好みです。
後書きもあり物語の背景をより深く知りながら読み進めることができました。

リューク皇太子の外見からのイメージと内面のギャップに笑っちゃいました。


ディルアンディアとリューク皇太子がここからどんな風に関係を深めていくのか続きが楽しみです。
これからも応援しています。

作者さま初の正統派？ロマファン。
つえー女が大好きと豪語するだけあって主人公・ダイアナは身も心もつえー女で、反面皇太子殿下には色々あるようですがそんな凸凹な２人の織りなすこれからの恋愛劇にとても興味がそそられます。
この作品の見所は3話ですべてのイメージが覆る所！とにかく3話。3話までは読んでください。
そこから先はついつい先を読み続けてしまうことは間違いありません。

圧倒的文章力から紡がれる今回の作風はどこか童話調であり、それが逆にとっても読み易い。
活字初心者の方にも大変おすすめができる作品です。

個人的な好みとして、推しは皇太子殿下を支え続けている近衛騎士団長のシグルド。なんだかんだ言いながらもお世話をしちゃう幼馴染みならでわの関係性にとてもほっこりとします。
シグルドと皇太子。絶対的な絆で結ばれている2人の間にダイアナがどう割り込んでいくのか。
必見です。ぜひぜひ、とにかく3話まででもいいからまずは読んでいただきたい。そんな作品です。