134. 『ましポん48』~迷える子羊に慈悲を。シスターいのりのお悩み相談室配信~③
「これについてどうなんですか姫宮さん?何かありますか?」
《ありますよ。そもそも『ましリリィ』は配信でリリィさんが付き合うならましろと選んだのがきっかけなので、ましろ悪くありません》
「でも確かあの配信で『ましリリィ始まっちゃった?』と言ったのは姫宮さんでは?」
《それは置いとこうか》
コメント
『置くなw』
『姫逃れて』
『言い訳が苦しいぞw』
《『まっしろココア』は、あれはFmすたーらいぶの先輩として後輩を助けただけに過ぎないですし、ココアちゃんも別にましろの親衛隊じゃないと言ってますよ》
「それはそうかもしれませんね。海原さんの件はどうなんですか?本当にメンシに入る気あるんですか?パフォーマンスですか?」
《ありますよ。ほら、双葉かのんちゃんだってましろのメンシ入ってますよね?ましろは『あるてぃめいと』なので。でもお昼の配信であるとちゃん本人からNG出たんで入ってないだけです。いつでもクレカの準備できてますから!》
「姫宮さんが好きなのは『キルすっぞ!』であって、海原さん本人は好きなんですか?」
《もちろん!それに、ましろは嫌いな人いないよ。みんな大好きだから。分かるよねシスターいのりさん?》
コメント
『姫しぶといな……』
『お?お??』
『圧が凄いw』
「なんかこのままだとこっちが危なそうなので、とりあえずそう思われてしまった行為がありますから懺悔してください」
《え?なんか強引だなぁ。確かにそう言われたらそうだから。えー、この度、姫宮ましろは無責任に行動をし、疑われてしまうような発言をしたことをここに懺悔します》
「はい。神も許しているでしょう。ありがとうございました姫宮さん」
《かのんちゃんはあとでお話しようか?》
《え。助けてシスターいの……》
「まだまだ子羊さんはいますから次に参りましょうか」
コメント
『草』
『かのんここに眠る』
『かのんちゃん、またね』
『安らかに眠れ』
「えーっと……あ。もしもし?」
《嘘でしょ?》
「シスターいのりは嘘は嫌いです。お名前をどうぞ」
《……みんなトマト食べてる?Fmすたーらいぶ2期生の黒夜ルナよ》
コメント
『リコピンw』
『まさかのw』
『何の件だろ?』
「黒夜さん。一応聞くんですけど。懺悔することありますか?」
《ないわよ。というかこの流れでまた2期生に来るの?油断してたんだけどw》
「流れとかは分かりませんが、これはリスナーさんからで……これも目を疑いましたし残念です」
《え?私何もないわよ?本当に分からないし》
「じゃあ読ませていただきますね?『シスターいのり。こんばんは。私は2期生の箱推しリスナーです。いつも皆さまの配信を観て楽しませてもらってます』」
《ありがとう。箱推しリスナーかレアね》
コメント
『ありがてぇ』
『いいリスナーやんけ』
『お布施はいくらですか?』
「『しかし、この前の8月12日のリコピンの歌枠で、リコピンの口からとんでもない発言があったので懺悔してほしいです』」
《とんでもない発言?そんなのないわよ》
「『それは、リコピンがゴシック系の曲を歌いリスナーが酔いしれる中、1人のリスナーが『いのりんが歌ったのもみたい!』と言ったところ、リコピンは『いやいのりには歌えないでしょこの曲w』とあきらかにマウントを取った発言』」
《え?いやこれは……》
「『更に『この曲2期生で歌ったらエモい』というリスナーの言葉にも『私以外は歌わないし、歌えないからw』と同期を下に見てる発言をしていました。確かにリコピンは歌も上手いし、絵もゲームも上手い。でも同期を下に見るのは許せません。箱推しリスナーの私はとても悲しかったです。ぜひ懺悔してほしいです。シスターいのりお願いします』……これは事実ですか黒夜さん?」
《事実か事実じゃないかと言ったら事実ですけど、シスターこれ色々語弊があります》
「黒夜さんの発言に単芝ついてますけど?」
《それは送ったやつのメールのせいでしょうに!》
コメント
『草』
『単芝www』
『シスター容赦なしw』
「お話は聞きましょうか黒夜さん」
《あのですね?別にマウント取ったり、見下してるわけじゃなく、ゴシック曲がみんなのイメージに合わないから歌えないと言ったんですね?》
「イメージ?でも黒夜さんも可愛い曲歌ったりしてますよね?やっぱり輝聖いのりごときにはこの曲は歌えないだろ的な意味じゃないんですかw」
《違うってwあーダメだ。このシスターに何言っても無駄だわ。これは素直に懺悔した方がいいわね》
「素直でよろしいですね。ではお願いします」
《えー、私。黒夜ルナは自分の配信で同期を下に見たと勘違いされる発言をしてしまい、不快な思いをさせてしまったことをここに懺悔します》
ルナちゃんが懺悔をしたと同時にいのりさんからディスコードがくる。次はポアロ先輩お願いしますと。