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黒歴史レシピ⑦
家鴨乃尾羽(桜塚桃生椿雪梅田)
現実世界現代ドラマ
2024年10月07日
公開日
549文字
完結
私の一番の黒歴史レシピは毎日毎日即席麺の出汁をノーラップ容器そのままで冷蔵庫保管してた事です。
そんな訳で自分の為に勉強中。長生きする人だけ読んでくださいな。

第1話

自分の名前は姫。少し可愛いかなって自画自賛出来る女子高生。


制服関係には似合ってないけど、ピンク色のふんわりとふたつに束ねた髪型がお気に入り。


なのに、この間から若くして溺愛妻を亡くしたから、自分を溺愛する父親の取引先のエリートサラリーマンを無理矢理許婚にされてしまった。


はっきり言うと困る。事故物件ダカラではなく自分には亡き母親の守護霊の紅い金魚達の霊が守護してくれてるし、大人の男の人には興味が無いから。


相手の名前は鷲聖さん。悪いけど自分の青春と人生の為に死ねばいいのに。




と、想いながらも六回もお見合いを重ねた。


不味くはない毒まみれの食べ物で自分を毒殺しようとしてるのはバレバレ。


自分も負けてられない。今回も自分のターン。


またまた、そう宣言しておいた。


さてと、じゃあ次はビーフオムライスをいってみようか。


ルウのビーフシチューやレトルトハッシュドビーフは無機リンマツリだから食べたらダメな加工物だし、チェーン店のケチャップご飯には緑内障に成るだけでなく、必ず無数の添加物が投入されてるから。ソレに何より内蔵外臓問わず語りの炎症反応に期待してて。


どんな顔して完食するのか見ててやる。


『貴方にもワタクシの喜びを味わって欲しいのです』


姫と鷲聖のお見合い第七回はこうしてハジマルのだった。




了 終了日24.10.22.

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