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第13話 本なら表紙がほしいよね

さて、中身が出来たら次は表紙などをどうしようか考えなければなりません。

え? 表紙が先でもいいのでは? それは違うのですよ。


何故中身が完成、もしくはページ数の見通しが立ってからじゃないと表紙の話にできないか。

それは「背表紙の幅」が決められないからなのです。

表紙原稿というのは、表紙、背表紙、裏表紙が一体化して一つの原稿です。表紙と裏表紙に関しては高さと幅=紙の大きさで決まるのでいいのですが、背表紙だけは本の厚みが分からないと決められません。また、使用する本文用紙などによっても多少の違いが出来ます。

この幅を確定しなければ表紙としての原稿サイズを本当には決められないので、後回しなのです。

特に私のように表紙原稿を絵師様に丸投げする人間は、背幅が分かってからでないと依頼が出来ません。途中で原稿サイズ変更で! って、迷惑な話ですからね。

ただ、表と裏は自分で決めた同人誌のサイズなので用意できます。背表紙未定で絵だけ仕上げる事はできるので、バラバラに作成して後で合体! という手はありですね。


さて、この表紙ですが厄介です。

これは基本、文字書きさんが同人誌を作る事を前提としております。

皆さん、絵は描けますか? しかも本の表紙に出来るレベルの。私は無理です(笑)

なので、そんな絵の描けない文字書きさんが如何に表紙を用意するかを解説したいと思います。

あっ、イラストも描ける両刀な方は尊敬を持ってこちらスルーで大丈夫です。今更原稿サイズだとか、解像度だとか不要だと思うので。


では、絵の描けない方がどうやって表紙をゲットするか。これには幾つか方法があります。


1:自分で頑張る

今はオンライン上で画像を切り貼りして文字を入れる程度が出来るCanbaなるものや、フリーのペイントソフトもあります。

これらを駆使し、素材を集めて自作するというのが一つ。

ガチの絵描き用のペイントソフトではなく、素材を集めて配置して文字を入れる程度の扱いやすいものを後で紹介します。


2:半出来の表紙を使用させてもらう

皆様は「同人誌表紙メーカー」なるサイトをご存じですか?

こちら、同人誌の表紙などを作っている絵師様が全面協力で、無料で同人誌表紙のテンプレを使用させて下さっているんです。

しかもちゃんと解説、解像度も基準値あり、A5とA6の2サイズ、形式もPSD、PNG、PDFの三種類、web上で文字入れも可能で、背幅も入力するとちゃんとしてくれます。

自分でデザインなんて出来ない! 安価に作りたい! 表紙作る時間がない! という時には大変便利なサイト様です。

感謝し、拝みながら奥付などにもサイト名など入れましょう。使用規約読んでね。


そうでなくても、BOOTHなどでタイトルの入っていない半出来の表紙などを安価で出している方がいます。

お金かけるのは……と思うかもしれませんが、絵師様に頼むよりずっと安価です。

文字入れくらいはしてやるか。という感じであれば、これらを上手く利用するといいと思います。


3:絵師様に依頼する

私はSKIMAというサイトを通じて絵師様に表紙の作成依頼を出しています。

何故か? 表紙は本の顔なので、我が子を大々的に出したいじゃないですか!

キャラ絵を希望する人で、自分で絵が描けない人はこれがいいと思います。

依頼方法は色々あります。SKIMA、ココナラなど、有償で作成してくれる方法を探して登録なり、絵師様とコンタクトを取って礼儀正しく依頼しましょう。

個人的にはサイトを通す方が安心できます。金銭トラブルなど起こった時に間に入ってもらえるので。


ただ、めっちゃ金はかかります。

キャラクターデザイン料、制作料などを込み込みして、キャラ一人につき1万円以上はかかると思ってください。これでも安い!

私は表と裏、両方依頼すると2万5千円ほどお支払いしています。

これを高いと思う方はこの方法、オススメできません。トラブルの原因でしかないので。

相手方の時間と技量とセンスとアイディアを拝借しているのです。

貴方だって、1万文字程度3,000円くらいで出来るっしょ? って言われたらカチンときますよね?

労力などに見合うと相手方が思う価格を提示しているので、そこに文句などは言わないでください。無理ならごめんなさいするしかない。


あと、急いで作って欲しい人はダメです。これもトラブルの原因です。

おおよそ30日以上はかかると想定してください。打合せ、ラフ作成、修正、再度ラフの提出、線画、カラーラフ、修正、色味の確認。これらの工程を10日でやれとか、相手不眠になります。

イベント合わせなどをしている方は2ヶ月以上、時間的余裕をもって依頼するとゆったり構えていられます。


自作する、人に依頼する、どちらにしても表紙は本の顔!

中身の雰囲気なども考えて、具体的に想像しておくのがいいかもしれません。


さて、次は表紙作成の予備知識など解説しましょうかね?


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