大きな音とともに、一瞬、世界は真っ暗になった。
再び光が見えたが、それは希望の光ではなかった。光は消え、私は再び深い闇に包まれた。
苦しい……息が詰まる。どうしてこんなに呼吸がしづらいのだろう?
ふと、また眩い光が現れた。その中に、私は一筋の光を見つけた。
手を伸ばすが、その光は遠い。届かないことに絶望し、自然と涙がこぼれる。もうダメなの? そう思うことすら、声に出せない。
今、私はどこにいるのかもわからない。
でも、大丈夫。あの光に向かって、私は生きていく。
今度こそ、必ず。