いかがだっただろうか。おまけ編含めてこれでもかと「魔王」の常識を覆す基礎知識ばかりだったと思う。特に最後の「シバルバー」とインカの風習は妄想とはいえ十分あり得る推測で記述した。発見されるまでマヤ文明は雨林に埋もれていた。どうかここだけ雨林を伐採する許可を下ろしてくれないだろうか。替わりに砂漠地帯の緑化する事を条件に。そうすれば地球環境破壊という汚名も返上出来るであろう。
古代文明の解析は人類全体の遺産であるのと同時に巨大公共土木事業である。つまり高失業率で悩むメキシコやグアテマラを経済的にも救う可能性が極めて高い。しかもメキシコの経済南北格差は深刻なのでメキシコ南部国境側の深刻な貧困をも救う可能性が極めて高い。
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その上で魔王というのは負けた勢力に対する「侮蔑」である事がこれで分かったと思う。その侮蔑の意味すらも忘れて今日は「魔族の王」という空想世界の王として収縮したのであろう。しかし今のラノベ読者は「大人」だ。大人なら物語の裏のある意味や元ネタを研究してもいいではないか。しかもせっかくアメリカの考古学者がまさに「シバルバー」というリアル魔王城を発見したのだ。使わない手はない。