さすがにマヤ神話ともなるとゲームで採用されるとはとても思えません。メジャーなギリシャ神話・北欧神話・日本神話・中国神話・インド神話・メソポタミア神話・新旧約聖書とは全く次元が違います。もし、仮にですが既に「シバルバー」の名前でダンジョンがもう作られていたとしたらそのクリエイターは重度の神話オタクです。下手すると神様か悪魔に取りつかれております(笑)。
さてシバルバーは2名の魔王で治められております。ちょっと珍しいです。玉座で1人でふんぞりかえっている魔王様じゃないのです。共同統治しております。魔王の名前は「フン・カメー」と「ヴクブ・カメー」でフン・カメーの方が年上です。「フン・カメー」とは「一の死」という意味で「ヴクブ・カメー」とは「七の死」と言う意味です。残る部下10人は2人1組で病魔や死体を進行させます。
・シキリパット+クチュマキック 血液を病気にさせる。尿酸とか脂質異常とか
・アハルプー+アハルガナー 黄疸を起こしたり死体を腐らせます
・チャミアバック+チャミアホロム 死体を骨に変えます
・アハルメス+アハルトコブ なんと暗殺神です
・シック+パタン 旅死させます
つまり「あやつは四天王最弱」どころか5組全員2人1組なのです。5 ~6棟の建物で試練や球技に用いられているという妙にリアルな記述になっております。
第1棟:「暗闇館」
第2棟:「寒冷館」
第3棟:「ジャガー館」
第4棟:「コウモリ館」
第5棟:「剣館」
第6棟:「灼熱館」
で試練者が突破出来ないと試練者を殺す資格か試練者を犯す資格が生じます。
ラストダンジョンがあります。魔王の居室です。
フンアフプーとイシュバランケーという2名の勇者によって倒されシバルバーは没落したとあります。滅んだ、のではなく「没落した」というのがポイントです。
全部2人1組で構成されています。王たちの屋敷や庭園など、その他の建物も細かに記述されておりどっからどう見ても現実に存在したものを模写しております。王の近所にはからくり人形がいます。シバルバー民は地上人から崇拝を享受し、死の神々へと捧げられた人間の生け贄を受け取っていたとされます。完全に生贄にされたものはシバルバーに大切に保管されていた証拠です。
では、この神話上の説話をなるべく現実に合わせましょう。らんたの勝手な妄想で。