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瑠璃波への手紙②
家鴨乃尾羽(桜塚桃生椿雪梅田)
文芸・その他雑文・エッセイ
2024年10月02日
公開日
568文字
完結
SOULフード ミュージックが聴こえなくなるという恐怖です。

第1話

前略

瑠璃波へおそよう。

気分はどう?おちついた?

ショックよね。でもね、無回線本体引き取りにしても、ルーターひとつで侵入され放題なのよ。知ってた?電波がおかしな場所じゃ、ご近所さんのルーターでそんなハッキングされ放題になるんだから。気をつけてね。

私の方はね、ご近所が神罰か?仏罰?か何か宗教上の罰で、マイクのハウリング(エコーって言うのかしら?)うるさ過ぎの難聴に成るんじゃないかって、劣悪な環境なの。

私も瑠璃波と同じ機種のスマホで同じアプリで、イイなって曲を聴いて両目を休めながら、空き時間を楽しんでいたのだけれども、ご近所への宗教制裁が、あまりにもうるさ過過ぎて、歌詞が聴こえないくらい、うるさ過ぎだから、ハミングすら出来ずに、リラックスもミュージックの堪能も、暴力的に破壊されてるのね。

キリストは『隣人を許し給え』って言うけれど、私はそんなのナンセンスだとてもとても嫌な想いをさせられ続けてるの。ムカつくでしょう。

速く引っ越してくれたらイイのに。

何なら、その宗教無くなって刑法で裁いてくれたらイイのに。

聴いてる、瑠璃波。

キリストはお上品な人々は許さなければならない人々ではない、落ち度の無い人々ですよ。ってダイニングメッセージしてるのかしら?

嗚呼イライラする。コレは更年期障害じゃないから。

じゃあ、またね瑠璃波。


草々


24.06.30. 玻璃流

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