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第7話 7/1 苫小牧フェリーターミナル→安平町・鹿公園キャンプ場

 さて上陸です。

 分かってはいたけど涼しい!

 そしてほとんど一本道。おかげで雨は降ったし濡れたけど、ちゃんと風呂入れる方に来れた〜

 234号線はなだらかな登り。でもあまり気にならなかったのは修行の成果か(笑)。

 そら最初の最初ほどではないけど、アカツメクサや縦型信号や矢印見たら「来たな〜」と。

 だがしかし!途中から雨が!

 またこれが合羽着ても着なくてもそう変わらない感じのポツポツ雨でなあ。さすがに荷物は120リットル袋かぶせたけど、本人は(笑)。


 ちなみにはじめはときわ公園に行く予定だったんだわさ。だけどそこの最短の温泉が水曜休み。だったらなあ。

 セコマとツルハによってトイレだの買い出しだの。

 ただセコマは割りと緩い印象。というか…

 まあ行く先々見てその辺りは判断しよう。


 でまあ鹿公園に。静かだと思ったらまだ誰も来ていないとのこと。

 雨が心配だったので屋根下にとりあえず設置。誰もいないから()無論こういう時だからだし!

 まあコンクリは硬いが。

 この気温なら湯を沸かす必要もないな、と思い道具は出さず。


 その後風呂+ごはんに「やすらぎの里」へ。露天風呂がめちゃくちゃ気持ちいい気温だわ。

 その後豚丼。ここいらのは玉ねぎ入りのつゆだくの模様。

 しばらくローカルニュースなど見て〜

 …全国ニュースは見てられないわ…


 しかしテントについたらランタンが暗い!

 電池買い直さないと!


 そしてさしてやることもなかったし、暗い中でのスマホ使用は目が疲れたのでさっさと寝た〜


 だが問題は翌日何処に向かうかとお天気であった…


 ***


 ・途中からの雨

 この時期の北海道の太平洋側はまあからっと晴れることは少ない…… んだけど、雨にもなりにくい。

 去年もそうだったけど、走っているうちにぼつぼつ…… なんてことが多かった。

 ので、合羽を常に出せる所に用意して、なおかつ当初からやばそうだなーと思ったら、後ろの荷物はビニル袋に入れて縛り付けておくのが正解。防水加工のものより確実に濡れない。のだが、タイミングを逃すと大変なことになる。それは後に。


 ・安平町のキャンプ場

 近場のときわキャンプ場と、少し遠目の鹿公園キャンプ場がある。

 鹿公園は目と鼻の先に「やすらぎの里」という風呂があり、ときわの方は上でも書いた様に、昔ながらの温泉がある。のだが、この日は曜日的に休みだった…… 結構曜日感覚はマヒしてくるので注意が必要だった。

 ちなみに割と距離はあるんだが、この日のルートはまだ気温がそれほど上がっていない時の追い風だったのでスムーズに行けた。

 この時の「セコマは緩い印象」というのは、おそらくレジの前のシートの面積が、自分のとこの周囲よりは少ないかな、と思ったからなんだが、その後セコマを見ると常に同じくらいの幅とか取り付け位置だったところを見ると、それはそれで指定だったんではないかと思う。

 セコマはトイレの手入れが大概綺麗なことから、基準がその辺りしっかりしてるんだろなーと思ったからこそ、「この時点では」緩いと感じただけで、その後は実は本州の東海地方より結構びしっと守っていたんだと思う。


 ・鹿公園

 ……雨はまあ、なんだけど地面がなー、ということでこの時は使用されていないBBQスペースにテントを設営。

 「やすらぎの里」はその後訊ねた温泉施設の中では一番厳格だった気がする。体温測ったのって、ここともう一箇所くらいだったかな。

 ここは休憩所がちゃんとやっていたのでありがたかった。場所によっては閑散としていたり、あまり使用してほしくない雰囲気があったり、かと思ったらわいわいやっている場所もあったり。

 この時点では特にその感想ももらしていないところをみると、「あー普通に機能してるんだなあ」と思っていたと思う。

 無論マスクは食べる時以外は着用。これはその後もずっと。

 豚丼の玉ねぎつゆだくかどうか、は地域による豚丼状況をつい見てしまう癖のせい(笑)。これというメニューがぱっと浮かばなかったらこれが美味しい。

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