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27.枝幸・はまなす交流広場キャンプ場→浜頓別・クッチャロ湖畔キャンプ場

 7/15です。


>おはよーさんです。…雨です。が‼ 吹きっさらしでトイレが遠いここに連泊するのはちょっとなあ、なのでいつもの時間くらいに止めばなあ!と期待。


 これは前日のトイレ問題の関係ですね!

 さりげなく「忘れるんじゃねーよ自分」とメモにしている様な感が見られます(笑)。

 いや本当に、ここで連泊するとするなら、道の駅に延々一日居なくてはならないというくらい、周囲に何も無い!

 無論自然はありますが! 雨でなければ!

 雨ですから。

 まあそれでも7時半くらいにまずまず止んだので出発。ほっ。



 9時半くらいには青空も見えてきました。追い風が前日ほどではないので、坂は歩かなくてはならないですが、それでもほっとしました。

 途中で祭りの行列を見ました。この時期に? と思ったんですが、海沿いの町はこの時期なんですかね?

 ただし! 選挙関係がなー…… いや、今回旅行に出る前にはまだ選挙の日が判らなかったというのもあったので今回パスして悔しかったんですが。

 ……途中で共産党が路上で演説とかしていたんですが、……とても歩道が占められていてですね…… 何で歩道でするんですかい。全く。

 枝幸の町はそれなりにそれなりの町ではあるんで、道の駅と離れすぎてるのが残念! セコマが割と近距離に二軒あるってことはそれなりにそれなりなんだし!



 さてこの道上に、北緯45度の標識があったんですが、白い長い直方体のみ! 一瞬何か判らない!

 場所によっては「N」とか形をつけたものもあるんでしょうが、このオホーツク道路では本当に超シンプルだったので、「シュール!」思わず止まって写真撮りましたよ。

 いろんなパタンの画像があるんですが、その中でも超地味……


 途中から左側に歩道がなくなったので右側に移動。このタイミングを見計らうのが結構怖い。

 でも移動すると海が間近で撮れると。結構ぱちぱち撮ってます。

 岩だの、流れ着いた流木だの実に趣深い。そして晴れてると海も明るいんですよね。曇ってると海もどんよりしてしまって……

 海はいいねえ。つか個人的に夏のオホーツクは好きになりました。ただし北上に限る。太陽との位置関係で案外水平線も見えるし、海風は涼しいし。



 さて11時くらいに「北オホーツクトンネル」を越えて、白鳥印の浜頓別町へ。

 ……この「北オホーツクトンネル」。……もの凄く怖かったんですよ…… 降りざるを得ないほど……

 理由としては、


・歩道は乗れるほどの幅がない→車道端

・下り坂→想定外

・追い風→速度アップ

・暗い→電気直して

・湿っぽい→滑るんじゃねえか

・1200メートルくらい→長すぎではないけど(おい)案外ある

・「見える」眼鏡しているので妙にくらくら


 結論。「進み過ぎてバランス崩しそうで怖かったので降りました」。いやまじ怖かった……


 だがしかし! 北見神威岬の存在に気付いていれば……! 結構ぐるりと回る様子なんですが、どうも安全パイの道ばかり通るくせがついていたか、そうでなかったら、そのときたまたま通行止めだったかどっちかなんですが……

 Googleマップの口コミでも、4ヶ月前の投稿で2019.9は通行止め、7ヶ月前の投稿では入れた、とあるんですよね。通行止めになったりならなかったりする場所の様です。

 しかし正直あのトンネルは暗すぎますわ……


>北オホーツクトンネル超怖かった…長さは1200メートルくらいなんだけどさ…

他のより暗くてしかも下り坂なんだぜ…追い風だしバランス崩すの嫌だから降りましたよ…ただでさえトンネル内は「見える」眼鏡してるのでくらくら。出たら浜頓別でした(笑)


 ワタシは視力が近眼乱視老眼のごちゃまぜなんですが、パソ以外は基本裸眼で過ごしてます。普通に走る時にはそれでもまあ何とか。それだけに相当気をつけるとこは気をつけてますが。

 だけどさすがにトンネルばかりは! 「免許更新用メガネ」を掛けて走りました。一応持ってる車の免許を「更新するため」に調整して5年おきにメガネ作ってるんですよ。で、見知らぬ土地の夜間走行とトンネルの時だけはつけてます。ただきつすぎるので、パソ用眼鏡で代用することも多いんですが。

 いやこれ掛けるともう世界が一気に立体化して三次元ぐいぐい迫ってきて辛いんですよ。ワタシ中学の時に逆さまつげの手術して眼帯する期間がちょっとあった時以来視力が左右がちゃがちゃで。視界は基本平面です。それがメガネつけて矯正すると、モノははっきり見えてぐわーんと来るし、細かすぎて仕事の掃除の時に余計なことまで気になって仕方ないし、……精神衛生も兼ねて、世界はぼーっとさせておくんですね。

 だからこそ色とか風とか音とかには敏感なんですが、……トンネルはそこんとこもろに突いてきますからね…… 音は反射しまくりで上手く判別しづらいし、見辛いし、色はオレンジ…… あ、この「北オホーツク」は通常の蛍光灯の色でした。

 頼みますよもう少し明るくして……



 11時半くらいに風力発電の風車が見えてきました。回ってます。

 ……となると、後にオロロンラインは…… と思うと……

 まあそんな中、地元民の中学生三人がランニングする一人を女子男子一人ずつチャリで後ろからついてくという光景が。ほほえましく。

 そして遠近法! と思ってしまう風車。これまじ近づいて行くとでかい。圧倒されるほどでかい。確かにこんな風が常に吹いてる地域で人口が多くない地方なら有効だな、と。

 12時15分くらいに浜頓別のセコマ前で立ち(座り)食いごはん(笑)。

 この時ツイートでこんなことを。


>目の前を着込んだバイカーがやたら通って行くのが悪いことに(笑)まだ夏らしくなってないの~ いやまじ浜頓別のセコマに今居るんだけどどんどんバイカーさん達が‼


 ……本当にバイカーさん達が多かった!

 と思ったら、それはほど近いクッチャロ湖畔キャンプ場に行っても同様で!

 オホーツク側から行く、というより、日本海側から宗谷岬に到着した後にこっちに来た人が多そうでした。

 13時くらいに設営完了。前日の今日、ということでトイレランドリー炊事場付近に設営(笑)。

 人気あるキャンプ場って理由すぐ判ったよ! 

 浜頓別市街から遠くない。ちょっと走れば足りないものはすぐに手に入る。

 有料だけどテント持ち込みで200円! 受付が売店。横に出店的なカフェもある。

 クッチャロ湖の景色綺麗! 子どもの団体も日帰りだったのかな? 来てたなあ。普通に観光地でもあるし。夕暮れ無茶苦茶綺麗!

 下着とかはさくさく乾燥させたけど、こっちはこのピーカンだったら乾くかなー、とちと物干し実験。

 乾燥機に入れたぶんも半乾きでこの時間熱くなるテントの中に放り込んだらまじ乾いきましたよ(笑)。

 バイクだと自重があるから木との間にロープ張れるんですよね。さすがにそれはやや不安定なママチャリではできないので、あちこちに空気入れられるように開けて置いてみた。


 そして何と言っても温泉が。

 階段登った先に「はまとんべつ温泉ウイング」があって、550円。何か11~14時は400円ともあるな。ともかくそれでつるつるに。

 しかしこの時はまったりと食事したのかどうかは謎。写真が無いの。ひょっとしたら「レストランまだ開いてない!」とやめたのかもしれない。そういう記憶がうっすらある。 

 で、またパンについて熱く語っているんだけど、ここでは「紅茶パン(りんごジャム)」100円を推したい。もの凄くりんごジャムが多かったんだよ! そして紅茶の香りが全くしなかった(笑)。

 だけどそうだ。ワタシはたぶん前述のりんご菓子とこれを散々食べたせいで戻ってからの「りんごジャムが恋しい~」に襲われたんだな……

 あと、「クランベリー~」は118円。ありえない価格。小さいものの新顔では「オレンジロールパン」65円。

 そしてここで「北海道!」と思ったのが、「チーズだらけ」128円。「豆だらけ」というパンはとんでもなく金時豆が表面にあるで、集合体恐怖症の人には見られないけど美味しい、というものなんだけど、その勢いでチーズを「だらけ」にしてこの価格という。凄く満足できる。



 なお景色を堪能したのち、ワタシはヒッキーしていたんだけど、外ではバイカーさん達が非常に沢山。

 確かにあのキムアネップで出会ったじい様の言った様に、バイカーはバイクに乗る一点だけで何かしら話ができてる様子……

 と、いう様子をまた耳立てて聞くのが楽しいのだ(暗い趣味)。

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