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19.標茶・塘路元村キャンプ場→弟子屈・桜ヶ丘森林公園キャンプ場

 7/7七夕です~

 この日の朝は17.9℃、湿度86%。毎度計ってたんだけど、どうにも写真が光って見えない日が多く! 上手く写るとこういうことが言えます。

 そして朝持っていたセコマのパンを見つつツイートしていたら、情報が。


>セコマのパンはだいたい「札幌パリ」がやってるんだけど、釧路ではこういうのもあった。

>@******* そうなんですね‼このメロンパンめちゃくちゃおいしかったです!


 つまりはセコマ内「ホットシェフ」の製品は地元で作っている、パンもまた同様、という話題だったんですね。普段から温かくキープしている「ホットシェフ」ものだけではなく、メロンパンもあった! ということで。



 そして出発は8時半。

 ここからしばらく湖をぐるりルート。前日同様湖面が静かでいい感じでした。曇ってはいましたが……

 そしていつも道路の向こう側にあって近づけない…… と思っていた花も接写。クリーム色の、小さな五弁の花がひたすら連なっている様なものなんですが、間近で見るとまた綺麗。


 しばらく進むと、シラルトロ湖周辺に。そしてしっかり歩道…… というか車の休むエリアに「カメラポイント」がありました。せっかくなので撮りました(笑)。

 他の場所でも撮ったけど、本当に穏やかで、風景を水面に綺麗に映してました。

 それから1時間程風景どころじゃなかったらしかったようですが、10時15分くらいには牧場が周囲にある辺りに。牛がくっついて寝ている様に思わずシャッターを…… 数頭が本当にくっついて寝ているんですよ! 何とも言えず!

 更に20分くらい走って標茶に入ってきまして。

 Aコープがでかい! と思いつつ看板を見ると、「牛乳を食べよう」。……うん、加工したものは食べる、と言うけど……、と何となく目が点になってこれも写真に。


 更に進むとやっぱり植生が変わってきたせいか、花に目が行きまして。

 花そのものは見たことがある! でも色が違う! 白が薄ピンクに! 

 ハマナス? ……とは思うんだけど小さい! それに色が淡い! 

 そんなのを見付けるとつい立ち止まり。本当に興味がそういうところに向いてばかりですね。



 そして到着したのは15時過ぎなんですが。


>到着~ 何かものすごく疲れた…洗濯しないと。


 そう書いております。この日のツイートは洗濯をしている間の17時台に暇潰しにしているんで、結構ちゃんと総括してるんですが、


>何というか平坦すぎて疲れきってしまったワタシがたどり着いた今回のキャンプ場は公園系オートキャンプ場なのに上すぎずありがたかった…いや、北海道入って最初のキャンプ場がまず心臓破りの坂だったし。


 というのも。

 今まで結構「森林公園」とかの「公園」系キャンプ場に泊まってきたのですよ。すると大概、最後の最後で結構長いか急な坂が! いや、公園でなくとも大沼野営場はダートやら坂やらありましたけど! 

 ところがこの桜ヶ丘は、「森林公園」と言いつつ、道路から割とすぐの場所にあって、なおかつ坂も緩やかで! 「あーこれなら荷物おいて銭湯行くのも気楽ー♬」となった訳ですよ。

 でその銭湯ですが。

 キャンプ場で勧められたのは二つ。少し遠いけど温泉旅館の「摩湖」か、すぐそこにある公衆浴場か。ワタシは後者を選んだ訳です。荷物置いて軽くなった自転車では本当に目と鼻の先でした。

 で、その公衆浴場なんですが。


>で弟子屈というか摩周駅の付近なんですが。やっぱり温泉地ですよ。で、キャンプ場に一番近い公衆浴場が超懐かしすぎた(笑)。なんつか、昔のシャワーない銭湯に入る手順身体が思い出したわ…

> しかしやはり懐かしい公衆浴場にはすごく年代物の篠竹か根曲がり竹の六つ目編みのえらくでかいかごが無造作にあったんでびっくり。かごだけね‼そこんとこも懐かしいわ。「公衆浴場」にはカギはなかったもの。昔。


 本気で「これわ!」と懐かしモードになりました。

 ワタシが生まれ育って今も住むあの今は無き公衆浴場のまんま! よくここまでキープできたなあ、と思うくらい、昭和も30~40年代の雰囲気のまま! 入浴料も200円!

 シャワー無い銭湯に入る手順…… 熱い湯と冷たい水を両方出しながら洗面器に湯をためるとか、それをまた効率的に使うとか、ちゃんと頭を上手く流すとかそういう。

 そしてこのかご! 本当に篠竹とかの類!

 いつ作ったのかも判らないと地元の方も言ってたけど、現役であれだけでかいかごがあるとは、と本気で驚きました…… ちょうどまだ竹細工にはまっていた時期だったので、余計に。

 しかもかご「だけ」。通常の温泉はもちろん、MASAGOの銭湯でもちゃんとカギはかけて中に入ったんですが、ここはそれすら無し! ただかごのみ! 

 基本「必要以上の貴重品なんぞ持ってこないだろ」もしくは「誰が取るんだ?」という共通認識が無いとこれは無い! これも昔の共同浴場システム!

 あと、ツイートはしなかったんですが、ボットン便所がございました。和式なんだけど、そこにフタが置いてありましてね、それが臭い抑えにもなっている訳ですよ。いやー本気で懐かしかった。しかもそれがちゃんと手入れされている!

 色んな意味で感動でしたよ。ああ懐かしかった……

 あと、ワタシが出た後に入ってきたお客さんとちょっと会話したんですが、この時点で既に顔半分焼けまくっていたことがネタにできました。

 いや、でかいサングラス+耳を隠す様な布かぶって顎の下で結ぶ→顔の下半分だけ真っ赤に焼けるという状況になっておりまして。なかなか凄い顔でした。ですがこれは結構話すきっかけにはできましたね。結構驚かれるので!

 で、話すと言えば。


>ところでたまたま英語圏のお客さんが来たときにフォローした関係で明日の川湯温泉のお宿と野上峠の情報を入手。うん、まあ明日ゆっくりして峠は頑張って歩こう(笑)


 これは洗濯している時に、英語話すお客さんが来まして。

 ところが管理人さんは全く英語が…… だったので、一応聞き取れたワタシが身振り手振り入れつつ「シャンプーとかある温泉/銭湯が何処にあるか」を説明した次第。地図と単語の羅列。通じればいいんだ!

 それで感謝してくれた管理人さんとお喋りしていたついでに「明日のお宿」の話になって。

 当初は「砂湯キャンプ場」に翌日は行こうと思っていたんですね。

 だけどどうもそれだと野上峠を行く日に距離がかかってしまうかな、ということを地図見ながら話していたら、「川湯温泉に宿とったほうがいいんじゃない?」となり。

 で、管理人さんが知り合いに連絡をとってくれて「あまり高くないお宿」を探してくれて予約も。楽しくなってしまいました。

 ちなみにこのキャンプ場は、通ってきた中では珍しく英語表記すらありませんでした。何かそこにも非常に好感が持てまして。 

 この時どうも色々と多国語表記に苛立っていた様で。


>というかあんまりにもあちこちに漢字の簡体字とハングルが印刷されまくってる状態の中で(英語はもちろんだが)ちょっとなんつか好感持ったのさ。

>ちょっとあまりにも多いのがえりもの辺りから気にはなっていたんだけど、ツルハドラッグで簡体字のみのちらし見た時にはどうしたんだ一体と思ったんでね。…基本、あちらから来るような観光客は英語で十分だと思うんだけど。つか基本中国全土で言葉の差異が激しいので下手に北京語で書いてもってのも。


 異論はあると思いますが、ワタシは英語表記だけでいいと思うのですよね。

 そもそも日本にわざわざ「観光で」やってくる様な人々は大概英語もある程度できると思うのです。それにツイートにも書いたけど、北京語は確かに中共の共通語かもしれないけど、普段全く使っていない様な地域も多い訳だし。

 ハングルにしたところで、案外音と意味の違いがおかしくなったりする例もあるようで。何かわざわざ沢山並べる意味って? とよく思うのですよ。

 ワタシ達が昔英語習ったのって、「とりあえず海外に出た時に通じる率が高い」訳だからであるし、だったらそれだけでいいんじゃないですか? と。

 実際今回の旅行ではそれで面白いことがもう一回ありましたしね。言語は覚えておいて損は無い。流暢に話せなくとも耳で聞くとか読んで意味が判って、ジェスチャーでも筆談でも何とかできればええんではないかと。それ以上は必要に応じてだし。最近はもう翻訳アプリもあるし!

 とは言いつつ、ツイッターなのでこの様に一応歯止めはかけたのですが!


>まああまり言いだすと本アカウントのようになるからこのくらいに。「あなた疲れてるのよ」という感じで。


 ワタシの本アカウントは判りやすく傾向がありますので。

 まあそうこうして洗濯も終わってまったりとしていると、やがて雨が!

 そして英語オンリーご夫妻と、チャリで連泊しているらしい青年が英語で会話しているのが聞こえてきたり!

 ああいう流暢な出会いはあまり求めていなかったので、「がんばれー」と内心遠くでエールを送っておきました。

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