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17.白糠町・さつき旅館→釧路・山花公園オートキャンプ場

 7/5です。

 起きたら21℃くらい。いい感じの室温でした~

 この朝、ツイッターでえりも辺りでのワタシの目撃情報をいただきました。目立ってた良かった、と思いました。

 この類いの旅行は色彩とかで目立つ方がいいです。車から意識されやすいとか(サイクルジャージとかやっぱりその意味があると思います)、何かあった時に特徴が判りやすい(いやそもそも何かあってはいけないんですがそれでも!)とか。

 実際真っ青というのは、自然の色ではありえないので目を引くとのこと。よかよかです。


 で、この日はさくさくと出発。

 行き先を「山花公園キャンプ場」にしようか「達古武オートキャンプ場」にしようか、8時半くらいには白糠東一条のセブンイレブンのイートインコーナーで考えておりました。

 ところでこの白糠のセブンは、学校便り的なものが壁にあって、一種のコミュニティスペースになっている模様。なるほどコンビニというのはそういう場所として便利なんだな、と。むかーしの駄菓子屋、生徒の溜まり場、昼間は昼間で町の人が集まってくる場所としては良いわな、と。

 そんな風に、ますます北海道におけるコンビニ(セコマが中心であることは変わらないんだけど)の価値というものを考えてしまうのでした。


 ところでこの日の候補が「山花公園」と「達古武」で迷ったというのは。

 この先釧路から内陸を北上して標茶~弟子屈~野上峠、というルートになる訳です。で、弟子屈で「桜ヶ丘森林公園オートキャンプ場」に泊まるくらいが間隔としていいかな、と考えました。

 すると逆算してその前は「塘路元村キャンプ場」か「シラルトロ湖キャンプ場」。

 その前が「達古武」だとちょっと近すぎる……

 そして何より、「山花公園」の方には温泉が近い! 

 銭湯も旅館の風呂も悪くはないけど、やっぱりあの温泉でのたーーーーーっとする感覚を一度覚えてしまったのは大きすぎて。

 「塘路」「シラルトロ湖」ではシャワーすら無いし、「達古武」はシャワーのみ。弟子屈まで行くと銭湯だけど温泉、なところもあるし…… 

 けど「達古武」は入場料100円+フリーテント640円に対し、「山花公園」は入場料750円+フリーテント1240円…… だけど「山花公園」にはランドリーがある……

 とか何とか考えた結果、「ちょっと高いけど山花公園早めに行って温泉でのたくたして洗濯もしようっ」と。

 キャンプ場を決める時の思考過程はだいたいそんなものですて。距離+施設+金額。

 まあそのせいか、「山花公園」で管理人さんから「一人? フリー?」という顔はされましたがね。決してリーズナブルではないってことは確かですから。



 ということで釧路方面へ。

 ただ道が平坦になってスムーズ過ぎたので、何となく目についたものを写真に撮っていた様子。

 草原のど真ん中に真っ赤な鳥居+真っ赤な小屋(中に神社の建物がまるまる入っている)。周囲の緑にもの凄く目立った! というか、北海道に来てから、ともかく鳥居は赤いものばかりが目に入りました。理科教師やってる友人に「何でだろー?」と土曜の夜(そこしかまともに電話できる時間が無いらしい。ブラックめ)の定期連絡の電話で聞いたら、「そら目立つからだろ? あと材質」とにべもなく。言われてみれば木造っぽいので、保護の意味合いもあるのかなあと。実際のところどうなんでしょう。さて。


 あとこの道で目を引いたのは地名。

 「大楽毛おたのしけ」。

 ……北海道には昔の地名に当て字している所があるとは思うんですが、何故に「ケ」に「毛」を当てたんでしょう…… これと後に出てくる「増毛ましけ」は個人的に「ちょっとどうよ」地名ですわー。

 この時点で9時半。


 道端の花もやや種類が変わってきました。白い小さな花の塊なのは変わらないんですが、固まり方が違うので、全く別種でしょう。

 そして何と言っても釧路が近いということで、でかい道が高架になっていることも出てきて。副路に植えられたハマナスがもう元気なこと! 良い香りだし花も大きく咲いているし!

 これがワタシの地元だと確実にキョウチクトウですが、毒性と香りのことを考えると、ハマナスがある方が羨ましいです…… キョウチクトウは家に電線くらい高くなった奴があるのですが、……幹の毒性が怖くてなかなか切れないという。時々枝は払うんですが、その時も一応! マスクします。もしかしたら必要ないのかもしれないけど、やっぱり怖い。

 このあたりで10時半。



 ……そしてまた迷いました。

 「山花公園」は「釧路市動物園」の側にあるんですが、ともかく「何処から入るんじゃい!」でした……

 ええ、無論ナビはあるんですが、何かそこから頭が混乱しまして。

 動物園を目標にともかく走ったのですよ。そしてついでに売店で昼ご飯とし。ここでは「ザンギカレー」を食べました。美味しかったです。

 そして信じられない程汚い公衆トイレ(男性用)も昭和ぶりに! 目にして。何故に! ちょっと目を剥きました。今でも覚えてるくらいですから。

 で、一応売店の方にも「キャンプ場にはどっちに行けば?」と聞いたんですが。何か「人に道を聞くと混乱する」という体質はやっぱりまだ続いていたらしく。じゃあ近くにあるという「山花温泉リフレ」を目指そうと、ナビ目標を変えて走った訳ですよ。

 ありがたいことに「リフレ」は見つかりました。そして「山花公園」入り口も…… ただし、「裏門」でしたが。貼り紙が! 

 この時点で12時15分くらいでした。

 まあ裏門でもいいか、と進んでみたんですが。その貼り紙の略図と決して間違ってもいなかったんですが!

 ……とっても…… 上り坂でした…… 延々と……


>やれやれ設営完了。裏門から迷って入った旨伝えたら、「それは…大変でしたね」的なことを言われたざんす(苦笑)つまりホントに()

でも親切でした~★今までのとこよりちょっと高いけど…これだけの設備があってしかも広いんじゃな。


とツイートしている様に、裏門ルートは大変だったようです。

 到着はそれから20分以上かかってます。敷地内で!



 まあともかくさくさく設営。温泉! そして出てから洗濯! と。

 で、結局また裏門から温泉へ。ええ、荷物さえ無ければこの道は緑の溢れる非常に素晴らしい遊歩道なんですよ…… 帰り道では写真撮りまくっていますし。

 リフレに行く方は下りだったので、実にスムーズだったし、帰りにしても軽かったので苦にはならなかったし。

 温泉は良かったです。例の如く。そしてここでは豚まんを。「ふじやすのチャーシューぶたまん」パッケージが素晴らしい絵づらをしていました……

 画像探したら「釧路新名物」だそうです。



 そして洗濯と乾燥。

 この時点で18時くらいですね。

 あとはもう、のったりのったり。

 翌日は釧路市街を少しだけ通ったのち、北上ということでゆっくり寝ようと思った次第です。いやもう実にこのキャンプ場静かで!

 元々シーズンオフの平日に来ているんですから当然なんですけど!


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