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15.大樹町・晩成温泉キャンプ場→浦幌・うらほろ森林公園キャンプ場

 7/3です。

 いやーこの日は四時前からもう明るかったですよ…… 霧に覆われていてぼんやりとですがね……

 テントの中は17℃で…… 湿度91%!

 5時半くらいには晴れてきました。ただしまだぼんやりですが。

 それがだんだん本格的に陽の光が強くなってくると、スノーポールだかマーガレットだか、そんな可愛い白い花も存在を主張しだすわ、濡れた芝生が一面光り出すだの、もう実に幻想的でしたよ。

 その時間が終わると、青空がさっと広がって。

 次第に皆様起き出してきた様で、前日の車中泊ご夫妻も炊事場近くの木製のベンチ+テーブルで豆からのコーヒーを出してましたわ。いやあ、悠々自適の趣味の老後はいいねえ。お誘いうけたけど、その時既にミルクティーをがんがん腹に入れていたので…… 残念ながら。

 水が美味しいというのは彼等とも意見が一致していました。ご夫妻もここの水汲んでましたもの。ワタシは何処で給水できるかまだ判らなかったことも含め、空いたペットボトルに水を汲んで備え。

 だいたい8時くらいに出立しました。



 それにしても良い天気というのは写真を撮る気にさせる様です。実際見応えがある風景が映りましたし。

 そしてやっぱり歩道は「元歩道」化しつつありました(笑)。

 この時点で多かったのは、小手毬…… なのか? 白~ピンクの小花が寄せ集まったもの。場所によって微妙に色が異なるのが不思議でした。土のせいかな?



 この日は336号線ナウマン国道をひた走った訳ですが、やはり、と言っては何ですが上り下りがそれなりにありまして。

 ただその都度それなりに「牛!」「『夜間の除雪はしていません』? ということは?」とか、爽やかな針葉樹林に目を奪われたり、ともかくのったりと進んでおりました。

 そんで上り坂は無理せず~歩く。

 結構この平地は漕いで、上りは歩いて、下りはごほうびとばかりに乗って、というバランスが足を必要以上に傷めなかったんだと思います。

 普段ワタシは普通に歩くと自重で足の裏が痛くなるんですよ。正直これを打っている現在も復帰した仕事が立ち仕事なんで、如何にして痛みを軽減するか、に日々思案している始末。

 で、自転車を押して歩いている時はにはその体重が分散されるし。乗っている時間が長くて凝り固まった部分がほぐされるし。

 そして何と言っても尻ですよ。長時間乗っていると痛くなる尻も、これで結構緩和されるんですよねえ……

 ええ、今考えればその前に「下着を考えろ」でもあったんですが……


 そしてしつこい様ですが歩道には亀裂(以下略)。

 やがて稜線がなだらか~ と思ったら、牧場が! 高い場所に!

 そんな道を上りきったのが10時半くらい。

 上りきったら下りがある訳で、その辺りでは写真が無い様子。

 その次にびっくり感動だったのが、十勝川に大きくかかる「十勝河口橋」。後にツーリングマップルで


>全長928mの橋上から雄大な十勝川河口を望む


 とあるのに気付きましたが、そうかそんな長かったんだ、と今更の様に。長さも何ですが、東側を望んだ時の緑の溢れ方、西側を見た時の雲の遠さに結構唖然としてました。

 その河口橋を渡ると336号線は二手に分かれます。この日の目的の「うらほろ森林公園」には左側の道を。途中でそれが38号線に。

 そこからは浦幌市街地まで写真無し。……店も無かったので水がかなり足りなくなっていた様です。


 >さすがにちょい前までまっっったく店もトイレも自販機すら無かったのには参った…温泉発つ前の自分にあと二本ペット買っておけといいたい…


 13時40分くらいのレストランでは水ポットをわざわざ写してこんなんですもん。相当乾いていたと思われます。セコマ辺りまで本当にただただ道ばかりでした。それ以来、結構500mlペットも多めに用意する様になりました。この日は特にいい天気で、それまでより暑かったということもあったと思います。

 ところで。

 旅行後、北海道出身の友人とコメダで話していた時、水ポットの話が出たんですが。

 彼女からすると、「あるのが普通」だった様で。本州に来てから「無いことにびっくりした」とのこと。

 「ラーメン屋や軽食店にざっくり置かれているティッシュ」についても聞いたけど、そこは今一つ判らず。



 浦幌の市街地は根室本線浦幌駅と森林公園の間にありまして。整った区画の街でした。スーパーもAコープと「フクハラ」の二軒あったし、ホームセンターのホーマックニコットもあったし。だいたいのものが町内で入手できますよ~という住宅地タイプでした。

 なおセコマはこの市街地に入る手前にあったのですが、イートインできるタイプではなかったので、街の方へ食事のできる場所を探しに行きました。

 さて何処に、と思ったところで入ったのは「レストラン大和」。後で調べたら「スパカツ」で有名なところだそうですね。ワタシは豚丼を食べましたが(笑)。

 靴を脱いで上がった絨毯の座敷にテーブル。お冷やにセルフの水ポットがついてきたのはありがたかったです。

 そしてここの豚丼は…… 美味しかった……

 焦げ目も香ばしい、タレの味もよく肉厚もちゃんとあり。たぶんそれまで通った中では一番美味しかったと思う。950円。



 その後ランドリーに。洗剤不要の10㎏までの洗濯+乾燥機40分・800円にたっぷり入れて。

 専門のコインランドリーの凄さをそれまでの道中で初めて知ったんですよね。普段ホテルで見る乾燥機どころじゃない。あれも悪くないけど、入れすぎると生乾き? ええいまだ続くんかい、と精神衛生に良くないし。

 なのでもう自分の持ってる程度のものなら、がばっと入れても大丈夫! なランドリーは非常に気持ち良かったんですよ。で、待っている間はぼんやりと「この後どうしようかなー」と。

で、こういうこと書いてます。


>この後買い出し(なんとセコマがほとんど無かったがマーケットはある)と、この近くにあるという銭湯に行ってからキャンプ場行こう…また出るとか絶対あかんわ。軽く何キロの単位で言ってくれちゃうし。  


 ということで、スーパー「フクハラ」へ行きました。道内のチェーンスーパー大手です。なんだけど行ったのはこの一回……

 いやもうこの毎日のレシート見ると自分でも呆れるけど飲み物とパンばかりですよ! まじ! バナナは買いましたけどね。まあ後になって思えば、スーパーに行った時はちゃんと果物を買っておいた方がよかったなーとも思うけど。

 と言っても仕方がない、何と言ってもパンが美味しかったし、麦茶はばかすか飲みたかったのですから。夜は冷えたらほうじ茶!


 その後、共同浴場の「健康湯」に移動。本当にキャンプ場の近く! 

 ご町内でやっている様で料金も安い!

 まだ人も殆ど居ない時間だったのでのんびり満喫しました~


 *


 そして移動。……迷った(笑)。

 というか、また立体交差的なものに混乱をきたしてですね。

 すぐそこに高架道路の下を行く道があったのに気づけなかったんですよ……

 ともかくそれで遠回りしつつ、何とか到着。……ということを手続きの時に管理人さんに言ったら、苦笑しつつ道を説明され。出立時はそっちにしよう、と。

 なお「うらほろ森林公園キャンプ場」はフリーだと持ち込みテント1つにつき500円。設備が綺麗です。キャンプ場ガイドには

>水路での水遊びのほか遊具も多く、子どもを放牧できる。

と(笑)。放牧って(笑)。さすが北海道で出してるガイドだ!

 そして設置。これが17時15分くらい。

 18時くらいに湯を沸かしている写真があるので、その時間辺りに夕飯にしたのかと。固形燃料が最後の一個になった、とあります。ここからはバーナーオンリーに。

 それからまたつらつらと予定変更とか無いかなあ、と考えたり。

 地図とガイドだけでも相当時間が潰せます。で、次の白糠辺りでは今ひとついいキャンプ場が見つからなかったのでお宿を確保。

 ……女主人の声が弱々しかったのが印象的で……

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