イベント主催者様へ
今年もこのマイナーなジャンルのイベントを開催していただき、
ありがとうございます。
数年前から参加を始めたまだ初心者ですが、
毎年皆さんと交流できることが楽しく、
また、主催者様や運営の皆さん、スタッフの皆さんのお力で、
このマイナージャンルのイベントが、
マイナーであるにもかかわらず続いていくのが本当に嬉しいです。
この度は主催者様に、感謝を述べたいと思い、
こうして筆をとらせていただきました。
感謝をしてもし足りないほどではありますが、
たくさんの感謝の一部だけでも、
あるいは、このイベントに対する喜びなど、
主催者様に届けたいと思います。
このマイナージャンルのイベントの歴史は古いと聞きます。
私などは新参者ではありますが、
マイナージャンルの中では、
このイベントありといわれてきたらしいと聞きます。
正直、マイナージャンルにやってきたとき、
そんなに都合のいいイベントがあるものかと思いました。
こんなにマイナージャンルです。
マイナージャンルの皆が集まれるイベントなんてあるわけないと思っていました。
マイナージャンルの皆を集めるほどの、
イベントをやってくれる人もいないだろうと思っていました。
当時の私の感覚としましては、
そんな夢のようなイベントがあるわけないという感覚が近かったです。
マイナーもマイナー。ほぼピンポイントなジャンルです。
このジャンルのみんなだけが集うイベントなんて、
そんな都合のいいことがあるわけない。
このジャンルにやってきた頃は、そう思っていました。
ネットを通して、マイナージャンルの友人ができ始めた頃、
このイベントのお話が上がりました。
友人は、絶対に行くべきだと私を誘ってくれました。
私はそんなに都合のいいイベントがあるわけないと疑ってかかっていましたので、
少し気が乗らないけれどイベントに参加をする旨を伝えました。
きっとマイナージャンルのイベントと称した、
寂しいものなのだろうなと行く前までは思っていました。
開催日当日、私は会場で自分の目を疑いました。
そこには、私がマイナーだと信じて疑っていなかったジャンルを愛する、
たくさんの人たちが集まっていました。
会場も大きなものです。
スタッフの皆様が手際よく列をさばかなければ、
会場に入るのに大混雑が起きかねないほどです。
コミケほど何万人ではありませんが、
マイナージャンルを愛している人が、
日本、いや、世界から集っていて、
このマイナージャンルへの愛であふれかえっていました。
会場にはたくさんのサークルがスペースを出していて、
そこにはマイナージャンルだけが凝縮されていました。
私が愛してやまないマイナージャンルを愛する同士が、
この会場にぎゅうぎゅうに集まっています。
私は一人ではない。
マイナーだと信じてやまなかったジャンルを愛する人は、
この会場にたくさんいる。
みんなこのジャンルを愛している。
その事実に、私は涙が溢れました。
私の妄想ではないだろうかと少し思ったほどです。
このジャンルを愛する存在がたくさんいればいいと思った、
私の都合のいい妄想ではないかと思ったほどです。
このイベントは夢でも妄想でもありませんでした。
このジャンルを愛する人はこれほどまでにたくさんいました。
嬉しくて嬉しくて。
とても感動したことを覚えています。
何度目かのイベントの参加の際に、
主催者様をお見掛けしました。
このイベントを主催してくださることへの感謝を伝えようとして、
緊張で言葉が出なかったのですが、
主催者様は、
こんな若い人も来てくれるのだから、
このイベントは続けていかないとねと、笑われました。
若い人とは私のことも指していたのでしょうし、
これからこのジャンルにやってくるかもしれない誰かのことかもしれません。
主催者様がイベントを続けられて行くということは、
このジャンルを後の世まで残していこうという覚悟でもありますし、
また、このマイナーなジャンルへの愛そのものであるようにも思います。
今の主催者様が退いたとしましても、
きっと、このイベントを残していく誰かがつないでいってくれると思います。
このジャンルはマイナーではありますが、
それぞれのジャンルへの愛とても強く深いものです。
このジャンルのこのイベントを残していきたいと願う人は、
それこそたくさんいると思います。
みんなの愛がひとつに集まるのは、
やはり主催者様がこのイベントを始められたことが
大きな理由であると思います。
主催者様が世界で唯一ともいえる、
このマイナージャンルのイベントを始めなければ、
私をはじめとして、このジャンルの皆様も、
このマイナージャンルを愛する同士がいることに気が付かず、
孤独でいたと思います。
夢のようなこのイベントを始められたことで、
みんなの愛が確認できました。
マイナージャンルの創作物もたくさんありました。
交流もたくさんできました。
私もたくさんの友人ができました。
みんな、このマイナージャンルを愛する同士です。
イベントがなければ知りあえなかった友人です。
このイベントで孤独から救われた人は、たくさんいると思います。
誰にも理解されなかったジャンルを、
知っていて、しかも、同じ位かそれ以上の愛を持って語れる人が、
これほどたくさんいるなんて。
このジャンルを愛する存在が、
自分だけではないと思った人は数知れないと思います。
みんな、このジャンルを愛しています。
この世界のどこかに、このジャンルを知っていて、
このジャンルを愛している存在がいる。
そう思わせてくれるには十分すぎるほどのイベントです。
このジャンルにやってきてよかったと、心から思います。
イベントに参加して、本当によかったと思います。
主催者様が始められたこのイベントに参加して、
私はこのジャンルへの愛をまた深くしました。
ただ、主催者様のジャンルへの愛には、
まだ及ばないかもしれません。
主催者様は、ジャンルを愛し、イベントの運営の皆様も導き、
イベントに参加している皆様も見守り、
深い愛をもってこのジャンルを守られています。
これからもその深い愛を持ち続けられてくださることを願っています。
そして、イベントが末永く続きますよう、
願うとともに、何かお力になれることがあれば、
お役に立ちたいと思っています。
このジャンルはとても居心地がいいジャンルです。
私もジャンルを守るものになりたいと思っています。
主催者様が始められた世界で唯一、
このマイナージャンルへの愛を表現するイベントを、
ずっと続けていきたいと思っています。
この愛を、ずっと未来まで届けたいと思っています。
主催者様の愛は、イベントの名前とともに残り続けるでしょう。
このジャンルのイベントを始められました主催者様に、
感謝の意と、末永いご多幸をお祈りして、
この手紙を締めさせていただきます。
ありがとうございます。
イベントのとある参加者より