今日もいつもの毎日が来ると思っていた。履きつぶしたはずのパンプスで靴ずれができた。地味に痛い。
大学の講義室の1番後ろ今日も適当にこなしていこうとノートを広げた。
バタンと後ろのドアが開いて、碧央が慌てて入ってきた。
いつもしっかり決めて来る髪が寝癖だらけだった。
結愛はクスッと笑った。