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彼の解決した事件は大なり小なり様々あるが——残念なことに、ここではその名推理が披露されることはない。
事件終わり、祝杯の誘いも断って全てを兼ね備えた男、鵬鵡が走るその先は住宅街から少し外れたとこにある寂れた
——いや、アンティークな洋館だった。
「和戸くん、お腹空いた！」
まるで小学生の帰宅である。玄関の開く音と同時に響いた声に和戸くん改め和戸 巽（わと たつみ）は
家主の帰還にヤレヤレと溜息をつく。
「まずは、手を洗って着替えてきてくださいね」
凶悪事件も推理もなにもない。好きな人のご飯が食べたい一心で、事件後直帰する残念なイケメン探偵と思いがけず胃袋を掴んでしまった青年の美味しいが詰まった日常の話
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他社投稿サイト様同時投稿作品
基本的に1話完結スタイル。ほんのり繋がりがある程度の話展開。
ほのぼのまったりBLです。探偵出てきますが推理サスペンス要素、微塵もありません。
イケメン設定な探偵ですが、大半が残念なイケメン状態です。格好良さとは？？？状態
R指定が入る場合があります。R指定ターンの場合は＊印でお知らせします。
身長188ｃｍ 体重7８ｋｇ前後
ヨーロッパ系の血が混ざっているらしく、色白で瞳と髪の色はヘーゼルナッツブラウン。柔らかなくせ毛。
髪型はトップにくせ毛のボリュームを持たせたショートフェード。
外資系の会社を運営する一族の御令息であるが、一族の仕事を継いでいる様子はない。
本人曰く、本職は探偵70％、文筆家20％、残り１０％は秘密の職業だと豪語している。
彫りが深く、日本人離れした容姿からイケメン探偵と顔が売れてしまい、探偵業が成り立っているのかは不明だが時折刑事事件の協力者、あるいは解説者としてメディアにフォーカスされる。そのメディア関係でたまに依頼としてモデルのような仕事も入るらしいが、本人は探偵業が一番好きだそうだ。
アンティークな洋館を事務所兼家として生活拠点にしているが、依頼人と会う時は絶対に近くの喫茶店と決めている。
仕事の時はスーツを着こなしているが、オフは比較的だらしがない（和戸談）
スキンシップ大好き。オフ状態はのんびり温和だが、仕事では紳士的できっぱりとした物言いをする。
普段は「和戸くん」と呼んでいるが、和戸を独占したいとき等プライベートでは下の名前で呼ぶ。絶倫。ベッドの中では豹変する、たっぷり愛したい系。和戸に対する愛は重め。
好きな食べ物：和戸くんの作るご飯、甘い物
嫌いな食べ物：特にない
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身長176cm 体重63kg前後
細身だがスポーツ万能な細マッチョ。純粋なアジア人だがスポーツマンにしては色が白いことを気にしている。
瞳の色はブラウン、髪の色は黒髪。髪型はアップバングのセンターパートスタイルでいることが多い。
大学在学中にとある事件をきっかけに壮太と出会い、その後壮太の熱烈なアプローチにより卒業と同時に助手兼ホームキーパーとして同棲中。助手としての役割より家で壮太の為に料理を作って待っていることが多いため、ほぼ主夫。大学在学中からバイトしていた喫茶店へ現在も時折バイトに行っている。
基本的に礼儀正しく、所作が美しいので良い所の出身ではないかと思われているがそのあたりは秘密。
壮太に対しては基本的にツンとした態度が多いが、なんだかんだ面倒を見るし本人曰く保護者な気分で対応しているらしい。
（壮太曰く、冷たいけど愛しい）
基本的にノームコアや綺麗目カジュアルを好んで着ているがファッションに頓着があるわけではないので、壮太に着せ替え人形にされることもしばしば。
壮太の助手をするようになってから知人から「ワトソン」と渾名をつけられて大変不服に思っている。
（名前の巽がソンと読めるため）
壮太と付き合うまでは普通に女性と付き合っていた。男性は壮太が初めて。
恥ずかしがり屋でスキンシップ、愛情、独占欲過多な壮太につれない態度を取ることも多いが、夜の壮太には比較的素直な無自覚M気質。壮太の「巽」呼びに弱い。すぐメロってしまうがあまり表には出さないようにしている。
好きな食べ物：和食全般
嫌いな食べ物：パクチー
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付き合いとしては和戸よりも鵬鵡との方が長い。
好きな食べ物：ナポリタン
嫌いな食べ物：とくになし
