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第15話 真相究明/揺らぎ、塵落つ

「ちょっと、なんであんたの服が入ってるのよ!?」


「それもお姉ちゃんの服だよぉ! お母さんが買って送ってくれたの!」


「だからって……ああもう、ピアス取って! それと、手袋は?」


 病室から聞こえてくる姉妹の声を聞きながら、ハニーは壁に背中を預けた。


 壁に靴底を擦りつけ、天井を見上げる。白い蛍光灯の光に、鍵玻璃きはりの顔が浮かび上がった。恐怖と絶望の影に捕らわれ、疲弊しきった、あの表情が。


 落ち着かない気持ちでいると、隣のありすが控えめに服を引っ張って来た。


 彼女は目を合わせないまま、ぼそっと告げる。


「ハニー、すごい顔してるけど」


「えっ? ああ、うん、ごめんごめん」


 強張った頬に手を当て、これではいけないと首を振った。


 努めて笑顔を作り、ありすを見つめる。何か明るい話題を探せば、ちょうど腹の虫が鳴く。


 そういえば、もう昼過ぎだ。朝から何も食べていない。


「ありすちゃん、何か食べたいものはある? リクエストあれば作ってあげるよ。それか、どこかで食べて帰るのでもいいし」


「なら、ステーキ食べたい」


「また~? 無理して食べないって約束できる?」


「……食べきれなかったら、ふたりに譲る」


「よろしい」


 首をすぼめるありすの頭をぽすぽす叩くと、不満そうな顔をされてしまう。


 赤い瞳を眺めながらハニーは重い目蓋を擦る。


 不安に眠りを妨げられて、一睡もできていなかった。誰も彼も、様子がおかしい。鍵玻璃きはりは言わずもがな、解恵かなえも姉のこととなると取り乱しがちだし、ありすもどこか無理をしている。


 憂いが四方八方に枝を伸ばす。このまま放置はできないが、とても自分の手には負えないのではと思い始めた。


 例え出会って間もないとしても、ハニーは彼女たちを大事な友人だと考えていた。


 出来れば力になって上げたいが……。


 ―――どうしたもんかな~……きはりんかなえんは手強そうだし。


 一番の問題は、やはり頑なに心閉ざした鍵玻璃だろう。解恵は恐らく、姉をなんとかすれば自然と安定するはず。


 一方、ありすはどうだろう。お兄ちゃんに嫌われた、と泣きじゃくっていた彼女は、一夜明けてすっかり落ち着いていた。


 いや、何事もなかったかのように、と言った方が正しいか。それが逆に、ハニーに不安をもたらしている。


 帰宅時の絶望的な表情。それとソファに倒れ込んだ姿が、嘘のようだった。


 ―――聞くなら、早い方がいいよね?


「ねえ、ありすちゃん。昨日の夜のことだけど」


「夜?」


 ありすがきょとんと目を丸くする。


 覚えがない、と言いたげな顔が、ハニーをさらに不安にさせた。


 まるで、夜の廃墟に来た気分。引き返した方がいいと震える足を引きずりながら、それでも疑問の扉を開く。


「ほら、昨日……嫌なこと思い出させちゃうかもしれないけどさ。お兄ちゃんに嫌われたって言ってたじゃない? あれって……」


「おにい……ちゃん?」


 こてん、と白髪を被った頭が斜めに傾く。


 赤い瞳がいっぱいに見開かれ、揺れた。


「え……ぼくに、お兄ちゃんなんて…………あ、あれ?」


 ありすは困惑した表情で目元に触れる。


 大粒の雫が細い指先を濡らしていた。


 後から後から涙があふれ、両手のひらにぽつぽつと落ちる。


 ありすは袖で頬を拭いつつ、当惑した言葉を零した。


「あれ、なんでぼく、泣いて……あれ。え……?」


 俯き、しゃくりあげ始める少女を見つめ、ハニーは顔を青ざめさせた。


 この反応は、一体なんだ? お兄ちゃんなんて……その次は?


 解恵かなえのシスコンぶりは周知の事実だ。それと同様に、ハニーは入寮早々、ありすのブラコンぶりも幾度となく目にしている。


 解恵ほど頻繁に口に出すわけではない。が、折に触れて過去の映像記録を眺めたり、兄が出た試合の映像を視聴する姿を、ここ二週間で何度も見かけた。界雷かいづちに入学したのだって、兄を追ったからだと言っていたのに。


 昨日だって、兄にくっついて夜錬に出かけていたのに。


 息を呑み、思わず半歩後ずさる。開けてはいけない扉を開いた。そんな感覚。


 そしてそれを感じていたのは、ハニーだけではなかったらしい。


「……今の……」


 真横から聞こえて来た声に振り返る。


 そこには、普段のゴシックパンクな服とはまるで違う、明るくポップな色合いの衣装に袖を通した鍵玻璃きはりが佇んでいた。


 彼女はハニーを押しのけ、ありすの両肩をつかむ。


 軋むように見上げて来た彼女の頬に黒手袋を嵌めた手を当て、泣き腫らした目をじっと視線を合わせた。


「ありす。あんた……覚えてないの?」


「な……なにを……?」


 震える声で為された問いに応えないまま、鍵玻璃きはりはありすの髪を軽く払う。


 焦点を失いかける瞳の色と、涙の痕跡。それらを凝視する彼女の顔は、秘された真相に気が付いたと言わんばかりだ。


 姉に続いて病室から半歩出た解恵かなえも、事態が飲み込めずに固まっている。


 廊下に異様な雰囲気が漂い始める。偶然出くわしたナースや他の患者が思わず足を止め、こちらに視線を送って来た。


 ハニーは雰囲気に呑まれかけつつも、鍵玻璃に声をかけようとする。何か知っているような口ぶりが、釣り針のように引っ掛かっていた。


 しかし鍵玻璃はそれより早くありすから身をもぎ離した。


「……なんでもない。私はこのまま帰るけど、あんたたちは?」


「えっ? ああ、何か食べてから帰らないかって、今ありすちゃんと……」


「そう、いいんじゃない。私は先に帰るから、ごゆっくり」


 どこか性急な言葉遣いで背を向ける鍵玻璃きはりに、解恵かなえが飛びつく。


 腕を絡めた彼女は、とっさに逃げようとする姉をぎゅっと捕まえて行った。


「だーめ! お姉ちゃんはあたしたちと一緒にいなくちゃいけないの! なんのための公欠だと思ってるのさ!」


「……っ。わかった、わかったわよ。恥ずかしいから離れなさい。人前だから」


 ぷっくりと頬を膨らませた解恵かなえは、しぶしぶ姉から距離を取る。


 ハニーとありすを手招きするその顔は、なんだか無理をした風な作り笑い。


 奇妙だ、とハニーは思う。明るい仕草はどこか演技じみていて、裏に何か隠しているのでは、と邪推をもたらす。


「ふたりとも、早くおいでよ! 何食べるのかもう決めた?」


「あ、うん。今行く。……ありすちゃん?」


「……大丈夫……」


 ありすはズズッと鼻をすすって、なんとか気持ちを落ち着けた。


 頬には未だ、困惑と緊張が張り付いている。彼女の手を取って姉妹を追いながら、ハニーは得体の知れない不安がむくむくと膨れ上がるのを感じていた。


 ありすの指が小刻みに震えている。それに急かされるように、ハニーの胸も早鐘を打った。


⁂   ⁂   ⁂


“ミーティアライダー・デネボラ”

レギオン:奮戦レベル1

パワー:1000

レギオンスキル:『このレギオンのパワーが+された時』“流星並走”1枚を手札に加える。


 星に乗って、ソラの海を駆け巡る。その一夜の夢は、何より素晴らしいものだ。


“流星並走”

誓願:奮戦レベル1

誓願成就:『いつでも』自分のレギオン1体を選び、パワーを+500する(永続)。その後、“ミーティアライダー・デネボラ”1体を場に出す。


 流星レースは終わらない。夜の数だけ開かれる。


⁂   ⁂   ⁂


 夕食後、鍵玻璃きはりは自室で黙考していた。


 目元を覆うゴーグル型D・AR・Tダアトが表示するのは、“救世きゅうせい女傑スターメリー・シャイン”。


 求文女しふめ彩亜あーやの忘れ形見を眺めながら、ずっと昨夜のことを反芻している。


 あの時、死神と戦ったのは夢なのか、現実なのか。その問いには答えを出した。


 ―――現実だ。私はあの時、確かにあの死神と戦っていた。


 根拠は、開きっぱなしの対戦履歴。最後に戦った相手が表示される場所が灰色のノイズによって塗り潰されて、リプレイも対戦相手の確認もできなくなっている。


 曖昧な記憶の欠片を手繰り寄せる。


 ファミレスからの帰り道、白髪の少年と出会い、さらに死神に遭遇。少年はなんらかの方法で消され、鍵玻璃も同じ目に遭いかけた。


 異様な空間に閉じ込められて始まる戦い。こちらのカードを奪う死神の戦法。そのさなかに現れた、あの悪夢の卵。


 思い出せるのはそこまでだ。鍵玻璃はもどかしさを感じ、首を引っかく。


 ―――あのあと、私はどうなったんだっけ。


 ―――わからない……すごく怖かった。けど、それ以上は何も……。


 昨日図書館で読んだ雑誌の記事がちらつく。


 エデンズブリンガーを狩る死神。敗者の魂を奪ってしまうという、チープな噂。あの戦いに勝ったかどうか、わからない。


 自分の体を撫で回し、手鏡を覗き込む。いつもと変わらぬ自分の姿。これも、幻覚に過ぎないのだろうか。本当は死んでいて、ここは天国かどこかだったりしないだろうか。突拍子もない疑問は、とうの昔に否定できなくなっていた。


「メリー・シャイン、あなたは知ってる? あの時何があったのか……覚えてる?」


 問いかけながら、実体化させたカードに触れるが、当然うんともすんとも言いはしない。


 両手で包んだそのカードが失われた瞬間も、鮮明に思い出せる。眠る前に体中を駆け巡った恐怖と絶望、そして名も知らぬ狂おしい感情の奔流を。


「う……!」


 鍵玻璃きはりは小さく呻いてD・AR・Tダアトを外した。


 ベッドに寝転び、枕をきつく抱きしめる。自分の中身を押さえつけるように体を丸め、息ができなくなるほど強く顔を押し付ける。


 ―――だめ、これ以上は抑えないと。……おかしくなっちゃう……。


 内側に巣食った虫の塊がさざめくような感覚がした。


 狂気が鍵玻璃を見つめて嘲笑う。隙あらば、体を乗っ取ろうとする。


 頭皮に爪を突き立てるものの、手袋に邪魔され痛みが鈍い。薬を飲めば収まりはする。でも……。


 記憶と感情の中で葛藤していると、部屋の扉が叩かれた。


 聞こえるか聞こえないかぐらいの、控えめなノック。鍵玻璃きはりは素早く身を起こし、そちらを見つめる。


 聞こえてきたのは、ありすの声だ。


鍵玻璃きはり、起きてる? 入って、いい?」


「……いいけど」


 伝わるかどうか、微妙な声量しか出なかったが、ありすには聞こえたらしい。


 ゆっくりと扉を開き、小柄な白髪の少女が入室してくる。


 どこか不安定さを感じさせる赤い瞳が、鍵玻璃きはりを射止めた。


 そろそろとやって来たありすは、部屋を見回す。


 荷解きもされていなかった鍵玻璃の私室は、ハニーによってある程度整理されていた。段ボールはひとつもなく、服は全てクローゼットに仕舞われている。


 備え付けの棚には小型の家電や、鍵のかかった日記帳。だがそれ以上にありすの目を引いたのは、あちこちに飾られた魔術的なインテリアだった。


 窓際で風鈴のように揺れるアミュレット。硝子がらすの器に盛られたパワーストーン。ウッドスティックを使うアロマオイルに、神秘的なタペストリー。


 ありすは窓辺のアミュレットに指先で触れる。厚手のカーテンを背にしたそれは、房飾りと網目状の魔法陣のような何かで構成されていた。


「これ……何?」


「ドリームキャッチャー。ただのガラクタよ」


 自虐的に肩をすくめて鍵玻璃きはりはありすを促した。


「で、何の用? 体調なら問題ないけど」


「それは……うん、気になってた。でも、そっちじゃない……」


 ありすはどこか言い辛そうに、寝間着の裾をいじくり回す。


 目は泳ぎ、逃げ場を探すかのように部屋のインテリアを転々とした。


 鍵玻璃きはりはやや中性的だが、ボーイッシュに整えられた白髪を注視した。


 死神に消された少年の姿が重なった。やはり、似ている。彼と違って、ありすはかなり小柄だが、髪と瞳はそっくりだ。そこを起点に、彼の末路まで思い出せるほど。


 蠢き始める恐怖を、腹に力を込めて封じていると、ありすが顔を上げた。


「さっきの……あれ、どういう意味だったの? 覚えてないって……なに?」


 質問がこぼれると同時、ありすの瞳がカタカタと震え始める。


 地震によって揺すられる、硝子ガラスのコップを見ているようだ。中の水気が波打ち、小刻みに波紋を立てていく。


「帰って来てから変なんだよ……! 胸が痛くて……! か、からっぽなんだ。わからない、わからないけど、無いの……ぼくの、ううっ!」


 胸、頭と手を移動させ、がりがりと頭を掻き始める。深く埋もれた記憶を掘り起こそうとするように。


 やがて、瞳の震えはありすの全身に伝播した。


「何か、なにか……わからないけど、ハニーにお兄ちゃんがどうとか言われた時から……っ! でも、ハニーは何も教えてくれない……!」


 両手の指を突き立てたありすの顔から正気が崩れ落ちていくのを見、鍵玻璃きはりは強烈な既視感を覚えた。


 引っかく仕草。揺らぐ心境。その果てにあるのは、果てしない狂気。


 鍵玻璃が辿り、今もなお断ち切れずに引きずっている、実体験。それがありすの身に起きていた。


 鍵玻璃はすぐに立ち上がる。足裏に硬い感触を強く感じる。自分が床に立っているという確かな実感とともに、ありすへ近づく。


「ぼ、ぼく……わかんない……。お兄ちゃん、いない、はず、なのに……。ねえ、何を知ってるの? ぼくに、何を隠してる、の……? ぼくは、ぼく、は……」


「気にしなくていい」


「え……?」


 鍵玻璃きはりはたまらなくなって、ありすを抱きしめた。


 きつく瞑った目蓋の裏では、記憶が激しくスパークしている。耳鳴りに交じって聞こえる絶叫は、紛れもなく鍵玻璃のものだ。


 記憶に生じた混乱と、それが排出する狂気。理解のできない感情に押しつぶされていく心境を、痛いほど知っている。それが最終的に招く事態も。


 ―――昔の私も、きっとこんな感じだったんだろうな。


 ―――解恵かなえを突き落とした時なんかは、きっともっとひどかったのかも。


 強く噛み締めた下唇から、鉄の味が滲みだす。鍵玻璃は深く息を吸い、ありすと共鳴しようとする心をどうにか落ち着けた。


「気にしなくていい。本当に、なんでもない。私とハニーがそろって勘違いしただけだから。ごめんなさい、もう大丈夫だから」


「でも、でも……でも……!」


 ありすが二の腕をつかんでくる。かぎ爪のように強張った指が食い込んで痛い。


 自傷を超える痛みを頼りに、鍵玻璃きはりは、己を繋ぎ止める。これ以上、ありすを傷つけないように。


 心を掻き毟り、鞭打つ衝動に抗いながら、ありすのことを思い出す。


 彼女のアプローチは、解恵かなえやハニーと違って控えめだった。


 時々鍵玻璃の傍に来てちょこんと座り、スポーツの映像を出す。


 それは決まって、界雷かいづちマテリア総合学院アメフト部の試合映像。ありすは聞いてもいないのに、各選手やルールについて解説をした。


 特に、敵陣へ突っ込む選手の話となると饒舌になる。そんな時、無表情気味なありすの横顔は、強く輝いていたものだ。


“ぼくのお兄ちゃんなんだ”


 タッチダウンした兄を指差す彼女は、宝物を自慢する幼子のようで。きっと、心から大切なものを共有しようとしてくれているのだと、他人事じみた感想を抱いた。


 あの時は聞き流していたが、今ならわかる。ありすにとって、兄は本当に大事な人だったに違いない。どう足掻いても、忘れようがないほどに。


 その兄を忘れてしまった彼女は、現実感を失って壊れそうになっている。かつての鍵玻璃がそうなったように。それが皮肉にも、長らく鍵玻璃の心を捕らえる闇を、晴らしてくれた。


 ずっとずっと、不安だった。死神の砂漠と、それ以外の風景の、どちらが本物なのかわからなくって。人か死神か、過去か夢か、その区別もつけられなくて。


 けれど昨夜の経験とこの兄妹が、はっきりと示してくれた。


 ―――現実だ。死神も、ありすのお兄さんが消えたのも。全部現実。


 ―――だったら、私は……。


 心に黒い煙が立ち込める。ざらざらとした、肋骨を削るような荒い黒煙。


 震え続け、うわ言を呟き続けるありすをなだめているうちに、鍵玻璃の中で名も知らぬ感情が唸り声を上げ始める。


 言葉にならない獣の声は、鍵玻璃を苦しめる狂気そのもの。体を乗っ取り、自他問わずに傷つける、あってはならない心の闇だ。


 鍵玻璃は、その狂気に手を伸ばす。腕には怯懦の鎖が幾重にも巻き付いている。


 このままでは、動けない。積み重なった恐怖に塗れて、進めない。それでは駄目だ。今まで抱え込んで来た怯えと、昨夜の恐怖を払いのけねば。


 そうでなければ、あの死神とは戦えない。悪夢の中から出られない。


 ―――私は……!


 脳裏に蘇る憧憬と、苦しみ続けてきた今日までのこと。そのすべてを断ち切るチャンスをつかむべく、鍵玻璃は狂気に手を触れた。


 総毛立たせる衝動が、恐怖の鎖を跳ね飛ばす。一気に体が軽くなったところで、ありすの囁き声が聞こえた。


「鍵玻璃……くるしいよ」


「ごめん。……ねえ、ありす」


 我知らず強めていたハグを外して、真っ直ぐにありすを見つめる。


 当惑は変わらずそこにある。けれど、多少気分は落ち着いたらしい。


 頬に手を当て、己の決意を口にした。


「少しだけ、待っててくれる? 今は苦しいかもしれないけど、きっとなんとかしてあげるから」


 そうだ、なんとかしてみせる。あの死神と再戦し、決着を着ける。


 そうして鍵玻璃は、調査に乗り出す。必要なのは情報だ。死神のことを調べ上げ、探し出して、打ち倒す!

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