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白蛇の処遇は、話し合った結果お宮さんに食べさせることに落ち着いた。大分悪食だ。
「皆、本当にありがとう! 次はきっと、ないよね」
『無いと信じたいが……。その時はまた協力しよう』
詩龍の言葉が心強い。解散ということになったので、僕は本来居るべきである場所——神社に跳んだ。
これで、良かったんだよね?
思い出されるのは、出雲と過ごした日々。でも、人に危害を加えるようになった出雲は、出雲じゃない。これで良かったんだ。拝殿の中に入り、天井を見つめる。
この一件を心の中で整理するのには、相当長い時間がかかりそうだ。