【世界】
・勇者の正体
現代世界で劇作家として活躍していたが、閉じたコミュニティでの創作が無力であるという現実に疲弊する日々を送っていた。
煮詰まっていた彼が仲間から期待の言葉をかけられた翌日、観客に新鮮な驚きを提供する手段として娯楽としての自死を選択した。
・女王の公開処刑
不死王リングマリーが起こしたリビングデッド事変以降、栄華を極めた皇国が急転直下の勢いで衰退していくことの不安から国民は女王ティアンに対する不信感を募らせていた。
マウ王国による武力侵攻、デルカトラ連合国からの政治介入、存続の危機にさらされた皇国を守るため、ヴィレオン将軍は民衆を団結させる手段として女王ティアンの公開処刑を決行した。
【人物】
・イリーナ
女王ティアンの公開処刑を止めるためにヴィレオンに決闘を挑み敗北、大勢の前で死亡した。
・ティアン
イリーナの死を目の当たりにしたことで観念し、ヴィレオンに皇国の未来を託して愛する人のあとを追った。
・アルフォンス
黒騎士に暗殺されたあともイリーナとの約束を守るため死霊騎士としてティアンを護衛し続けたが、ついに肉体が限界を迎え生命活動を停止した。
・オーヴィル
イリーナと共にティアンを逃がす手助けをしたが追っ手を食い止めるために単身で戦った、元剣闘王者アルカカに敗北し死亡したことをニケによって報告されている。
・ヴィレオン
暗愚の女王ティアンを処刑したことで圧倒的な支持を得てアシュハの国王に即位した。
【武具】
・黒鎧
むかし帝国が無血開城をせまる際に使用した威圧的で恐怖を煽るデザインの甲冑。