【世界】
・ネクロマンサー/死霊術師
死体、霊魂への魔術作用を研究する術師。死者蘇生の探求からはじまり不老不死の追及などを命題としている。過程で死体操作の技術が確立、軍事利用の観点から兵器として急速に発展した。
その威力はすさまじく人類の滅亡をも想起させる段階となったため『死霊魔術』は禁術とされ、『聖堂騎士団』による術師の掃討が開始された。
【人物】
『魔術師』アルフォンス
禁術使いとして囚われていた死霊術師。コロシアム解放のどさくさに自由を手に入れ、皇女のお気に入りであるイリーナに付きまとうことで生活の糧を得ている。
『勇者』イリーナ
アルフォンスが自らの窮地を救うべく異世界より無断で召喚し、初対面の少女に憑依させた劇作家。
フォメルス王を撃退し皇女ティアンを救出したことで国内において一部のファンを獲得している。
『元剣闘士』バダック
イリーナが先導した革命で助力してくれた剣闘士の一人。
『元剣闘士』イバン
今は亡き元騎士クロムに剣術を教わった剣闘士の一人で、イリーナを姉弟子と呼んで慕う冒険者。
『剣闘王者』ウロマルド
戦闘民族インガ族の族長でコロシアムの頂点に三度上り詰めた絶対王者。
【武具】
・ショートソード/片手剣
短い剣。単に安価であるという以上に携行しやすさ、乱戦時、閉所における戦闘など、馬上以外での戦いにおいては長物よりも有利な場面が多い武器。
【魔術】
・通信魔術/アルフォンス
離れたところにいる相手との会話を可能にする。通話相手を探すことで位置特定にも役立てられる。
【モンスター】
・リビングデッド
動く死体。死霊術師より受けた指令に従う自動人形であり、一種のゴーレムである。戦時中、兵隊から兵器まで大量生産されたため現在も野良リビングデッドの目撃情報が多数存在している。
また、術者の思想や用途の数だけそのバリエーションが存在する。
『禁断の死霊魔術が大暴走してボクっ娘オブザデッド matinee』第二幕 開幕。