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第60話 風鈴


近所に風鈴を飾っている家がある。



しかし、短冊が大きすぎるのか、



風の強い日は鈴の音がうるさくて仕方がない。



あまりの騒音に我慢できず、



その家の御主人に相談してみたら、あっさり外してくれた。






それは風鈴ではなく、魔除けの鈴だった。











私は後悔している。翌日、御主人が交通事故で亡くなったから。



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