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第21話 迷子の僕


僕は時折り、自分を見失う。



フリーターだったような気がするし、大学生だったようでもある。



すべての記憶はあいまいで、夢にどっぷり浸かっているようだ。



頭痛が続いて調子が出ない時は、外の人にお願いをして、



先生を呼んでもらう。











檻の中で話をしていると、ようやく連続殺人者であることを思い出す。



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