白金のエレマ体を覚醒させた空宙の手により、魔族シュクルを撃破。
魔族侵攻が始まって以来、初めての勝利を挙げることが出来たレグノ王国軍は、その勝利に浮かれることなく、日々王都の復興へと勤しんでいた。
異世界「アレット」
この世界に生まれた生物が生きていく上で決して欠かせない物質、マナ。
その物質を生成するのは、エルフ族が住む国「フィヨーツ」に存在する”生命の樹”、ただ一つ。
生命の樹はこれまでに幾度となく生と死を繰り返し、今年は再び生まれ変わりの周期にあたっていた。
そして、生命の樹が生まれ変わるタイミングで発現するは……四つの”マナの実”。
レグノ王国軍とエレマ部隊は、エレマ体の更なる強化を目的に”マナの実”を活かそうと、調査のためエルフ国「フィヨーツ」へと向かう。
しかし、その生命の樹の内部ではある異変が。
物語の舞台は、レグノ王国王都からエルフ国「フィヨーツ」へ。
調査に赴いたエルフ族とレグノ王国軍、そしてエレマ部隊「五将」。
彼らの前に、新たな魔族の手が忍び寄る。